膠原病・免疫系の病気 疾患

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膠原病・免疫系の病気〜「疾患 (しっかん)」〜
「病気と症状ひと口メモ」


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膠原病・免疫系の病気〜「疾患」

けっせつせいたはつどうみゃくえん
結節性多発動脈炎
こうげんびょう
膠原病
しぇーぐれんしょうこうぐん
シェーグレン症候群
ぜんしんせいえりてまとーです
全身性エリテマトーデス
ぜんしんせいきょうひしょう
全身性強皮症
たはつせいきんえん・ひふきんえん
多発性筋炎・皮膚筋炎
べーちぇっとびょう
ベーチェット病
ぐっどぱすちゃーしょうこうぐん
グッドパスチャー症候群





【結節性多発動脈炎とは】
結節性多発動脈炎とは、主に中型の血管の動脈壁に炎症が起こる疾患で、動脈は全身の諸臓器に分布するため、さまざまな臓器症状が引き起こされます。原因ははっきりしていませんが、病原菌の感染などが考えられています。
動脈は、血管径の大きさから、大型、中型、小型、毛細血管に分類されます。
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【症 状】
発熱、体重減少、倦怠感、脱力感、筋肉痛、関節痛、手足の疼痛、頭痛、腹痛、斑点状丘疹、蕁麻疹、紫斑
【初診に適した科】
内科

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【膠原病とは】
膠原病とは、全身の結合組織(膠原組織)にフィブリノイド変性がみられる疾患群の総称で、全身性エリテマトーデス、慢性関節リューマチ、リューマチ熱、多発性筋炎、強皮症(または全身性強皮症)、結節性多発性動脈炎(または結節性動脈周囲炎)など多くの疾患が含まれます。原因としては、何らかの免疫現象が関与していると考えられていますが、はっきりとしたことはわかっていません。
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【症 状】
発熱、関節痛、筋肉痛、発疹
【初診に適した科】
内科

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【シェーグレン症候群とは】
シェーグレン症候群とは、涙腺や唾液腺などの外分泌腺に炎症が起こり、常に分泌されているべき涙と唾液が不足して、目と口の中が乾燥してしまうという病気で、多くは膠原病を合併、あるいは関節痛や紅斑、レイノー現象などの膠原病によくみられる症状をともないます。この発病の原因は、はっきりとはわかっていませんが、自己免疫疾患の一種と考えられています。40〜60歳代の女性に多くみられます。
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【症 状】
目の乾燥感・かすみ・かゆみ・痛み・異物感・充血、口渇、口腔内の出血、虫歯、発熱、関節痛、紅斑、レイノー現象
【初診に適した科】
内科

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【全身性エリテマトーデスとは】
全身性エリテマトーデスとは、全身の結合組織に病変がみられる炎症性の病気で、代表的な膠原病の一つです。多くは女性が発症するもので、原因が特定できないものの、免疫異常がかかわっているのではないかと考えられています。
全身性エリテマトーデスは、英語で「systemic lupus eryhtematosus」といい、その頭文字をとってSLEとよばれることがあります。
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【症 状】
発熱、倦怠感、疲労感、食欲不振、体重減少、顔・手のひら・手足の指・かかと・胸に紅斑、レイノー現象、脱毛、爪の変形、皮膚のただれ、指の壊死、関節痛、たんぱく尿、筋肉の炎症、脾臓・リンパ節の腫れ、無月経、半身麻痺、痙攣、意識障害、うつ状態、分裂病に似た症状
【初診に適した科】
膠原病・リウマチ科/物療内科/アレルギー科/内科

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【全身性強皮症とは】
全身性強皮症とは、全身の皮膚が硬化するほか、消化管や肺、心臓、腎臓などの内臓にも病変が起こる原因不明の慢性疾患で、30〜50歳代の女性に多く見られます。この全身性強皮症は、典型的な症状を示す「びまん型全身性強皮症」と比較的軽症型の「限局型全身性強皮症」に分けられています。前者は、発症より5〜6年以内は進行することが多く、後者は、進行はほとんどないか、あるいは緩徐です。
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【症 状】
レイノー現象、手指の浮腫、関節のこわばり・痛み、皮膚の硬化・石灰沈着・色素異常、爪上皮に黒い出血点、指先に少し凹んだ傷痕、指先・関節背面の潰瘍、毛細血管の拡張、胸焼け、胸のつかえ・逆流感、下痢、便秘、咳、不整脈、呼吸困難、間質性肺炎、肺高血圧症、心肥大、心不全、血圧上昇、頭痛、吐き気
【初診に適した科】
内科

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【多発性筋炎・皮膚筋炎とは】
多発性筋炎とは、咽頭や手足などを動かす横紋筋が左右対称的におかされ筋力低下などが起こる病気です。この多発性筋炎に、浮腫性紅斑などの皮膚症状をともなうもの(特に上眼瞼部や関節の伸展部にともなうもの)を、皮膚筋炎といいます。ただ、多発性筋炎も皮膚筋炎も、筋病変の特徴に差がないため、現在は、「多発性筋炎・皮膚筋炎」の名称で同一疾患として扱われています。原因は、今のところはっきりしていません。主に5〜15歳と30〜60歳代で発病することが多く、また女性に多くみられます。
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【症 状】
発熱、全身の倦怠感、関節痛、筋肉痛、歩きにくい、物をつかみにくい、しゃべりにくい、物を飲み込みにくい、腹部の膨順満、便秘、不整脈、目のまわり・前胸部・頸背部・手足の関節部に発疹、皮膚の色素沈着・脱失・萎縮
【初診に適した科】
膠原病・リウマチ科/物療内科/アレルギー科/内科

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【ベーチェット病とは】
ベーチェット病とは、口腔粘膜のアフタ性潰瘍、結節性紅斑などの皮膚症状、眼のぶどう膜炎、外陰部潰瘍の四つを主症状とする全身的な炎症性の疾患で、多くは20〜40歳代にみられます。地域的な分布でみると、中東、地中海沿岸からシルクロードに沿った帯状の地域に偏っており、日本では、南日本よりも、北海道、東北、北陸など北日本で多くみられます。
ベーチェット病は、1937年にトルコの医師フルス・ベーチェット(Hulusi Behcet)によって提唱された疾患。
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【症 状】
発熱、口腔粘膜・外陰部の潰瘍・痛み、紅斑、皮下の炎症、羞明感、霧視、飛蚊症、眼痛、充血、視力低下、副睾丸炎、関節痛、腹痛、下痢、便秘、血痰、喀血、胸痛、運動麻痺、性格変化、頭痛、嚥下困難、脳神経麻痺、血栓、動脈瘤、たんぱく尿、糸球体腎炎、膀胱粘膜に発赤・びらん
【初診に適した科】
内科

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【グッドパスチャー症候群とは】
グッドパスチャー症候群とは、肺出血(肺胞出血)と進行性の糸球体腎炎を主症状とする原因不明の病気で、特に30歳代の男性に多くみられます。これは、原因不明の病気ですが、自己免疫疾患の一つと考えられています。
グッドパスチャー症候群は、1919年、世界的に流行していたスペイン風邪について研究中だった米国の医学者グッドパスチャー(w:Ernest William Goodpasture)が、はじめて報告したことから、この名がつけられています。
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【症 状】
血痰、喀血、息切れ、血尿、たんぱく尿、全身が青白くなる
【初診に適した科】
内科

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