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尋常性疣贅(じんじょうせいゆうぜい)とは? |
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尋常性疣贅は、最も多くみられるいぼで、始めは表面の滑らかな皮膚色のドーム状に隆起したものですが、増大するとともに表面が粗くざらざらして灰白色になります。
主に手指や足の裏にできますが、足の裏では隆起はあまりみられず扁平なことが多く、たこやうおのめと間違われることもあります。
頭部、顔面、頚部などでもみられることがあり、この場合は、指状、糸状に突出していることがあります。
なお、いぼの表面を削ると、点状の出血がみられることがあります。
放っておいても大きくなりますが、自分で削ったりいじったりすることで、周囲やほかの部位に広がることもあるので、早めに皮膚科を受診する必要があります。 |
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ミルメシア(みるめしあ)とは? |
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ミルメシアは、手のひらや足の裏に多くみられるもので、中心がへこみ、表面がやや粗く、噴火口のように隆起しています。
周囲は赤く、圧痛をともないます。
多くは単発性に発生し、多発しても融合することはありません。
ちなみに、ミルメシアは、もともと「蟻塚」の意味であます。
ミルメシアの治療では、尋常性疣贅と同様、凍結療法などが行われます。 |
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青年性扁平疣贅(せいねんせいへんぺいゆうぜい)とは? |
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青年性扁平疣贅は、若年者の顔面や手の甲などにみられるもので、皮膚の表面から扁平に隆起した褐色調の丘疹が多発します。
しばしばかきむしってウイルスがうつり、線上に並ぶこともあります。 |
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尖圭コンジローマ(せんけいこんじろーま)とは? |
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尖圭コンジローマは、性行為感染症の一つで、皮膚色か紅色あるいは褐色調の平面が滑らかな乳頭状あるいは鶏冠(にわとりのとさか)状のいぼが、亀頭、陰茎、陰嚢、大陰唇、小陰唇、会陰部、膣内、肛門、大腿、まれに口唇や口腔内にできます。
最初のいぼができてから短い間に次々と新しいいぼができ増えていきます。
また、再発を繰り返すことも多くみられます。
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尖圭コンジローマは良性の病変で癌化することはほとんどありません。 |
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尖圭コンジローマは性行為感染症の一つですが、まれにサウナや公衆浴場などでも感染することがあります。 |
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