顔面神経まひ

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 病気にかかってはじめて、「あー、あの時に気をつけていればよかった!」なんてことを、事あるごとに思ったりしますが、そんなことに
ならないようにするためには、からだの仕組みや働きなどの知識を豊かにして、病気の成り立ちをよく理解することがまず肝要なことでは
ないでしょうか。この「病気とからだナビ」では、からだのことを少しでも知っておくと同時に、病気にはどんなものがあるのか、その症状は
どのようなものなのかを知識として利用できるように整理しています。病気にならないようにすることが一番、そして仮に病気にかかったとしても、すばやい対応ができるように、日ごろから病気とからだについて、頭の中で整理しておくことが重要だろうと思います。

顔面神経まひ(がんめんしんけいまひ)

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顔面神経まひとは
 顔面神経まひには、脳卒中などの脳の病気の症状の一部としてあらわれる中枢性の顔面神経まひと末梢性顔面神経まひがあります。このうち末梢性顔面神経まひには、ペルまひ(特発性顔面神経まひ)や帯状疱疹ウイルスによるハント症候群、慢性中耳炎など耳性のもの、頭蓋底骨折など外傷性のもの、腫瘍性のもの、全身疾患のものなどありますが、多くはペルまひとハント症候群が占めています。

【症 状】
・まひした側のひたいがなめらかになり、しわを寄せることができなくなります。
・眼を閉じる力が弱くなって眼裂(眼の隙間)が広くなり、閉じようとしてもまぶたが
 合わなくなります。そしてしろめがみえるようになります。
・まひした側の口もとが閉じられなくなり、斜めになって隅からよだれが流れるよう
 になります。

※ 顔面神経は、脳から直接でる12対の神経(脳神経)のうちの一つで、主に顔面
  の運動にかかわっています。
  すなわち、この神経は顔の筋肉の運動、特にひたい(額)を動かし、眼を閉じ、
  口を閉じ、表情を出す運動をさせます。
  また舌の三分の二の部分の味覚を支配しています。但し、顔の感覚を感じる
  神経は三叉神経、眼を開く神経は動眼神経と交換神経になります。
※ 原因によって治り方に違いがありますが、神経が急に冷たい温度にさらされた
  ようなケースでは、数週間からやや重いもので半年から一年ぐらいで回復しま
  す。

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