多発性硬化症とは |
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多発性硬化症では、症状をあらわす原因となる脱髄性の病巣が、脳や脊髄、稀に梢神経といわれる神経組織に、いくつも、あちこちに散在してでき、また時間的にも次々と出たり消えたりします。多くは思春期から40歳代ぐらいに発症します。
【症 状】
視力の低下、複視(物が二重に見える症状)、眼振、顔の感覚麻痺、手足の運動麻痺、運動失調、排尿障害、また腹部や胸部、手足の痛みをともなったつっぱりなどが引き起こされます。
ただ、症状のでる場所がさまざまで、また時間的にも急に再発したり徐々に進んだり、再び回復したりといろいろなケースがあります。
※ 脱髄疾患とは、神経線維を覆っている髄鞘(ずいしょう)、あるいはそれを形成
する細胞が脱落する疾患のことです。
再生されたり、また神経系統のあちこちに散在することがあります。 |
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