頭部外傷

頭部外傷

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 病気にかかってはじめて、「あー、あの時に気をつけていればよかった!」なんてことを、事あるごとに思ったりしますが、そんなことに
ならないようにするためには、からだの仕組みや働きなどの知識を豊かにして、病気の成り立ちをよく理解することがまず肝要なことでは
ないでしょうか。この「病気とからだナビ」では、からだのことを少しでも知っておくと同時に、病気にはどんなものがあるのか、その症状は
どのようなものなのかを知識として利用できるように整理しています。病気にならないようにすることが一番、そして仮に病気にかかったとしても、すばやい対応ができるように、日ごろから病気とからだについて、頭の中で整理しておくことが重要だろうと思います。

頭部外傷(とうぶがいしょう)

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頭部外傷とは
 頭部外傷とは、傷や打撲、脱臼、骨折、圧迫などにより、神経系や筋肉が損傷をうけた場合を指します。すなわち、この外傷では、筋肉や末梢神経が直接障害を受けるケースや中枢神経系が頭蓋骨や背骨の損傷で間接的に強く障害を受けるケースがあります。また慢性硬膜下血腫のように血管障害を介して起こる障害もあり、この場合は外傷の強さにあまり関係なく脳腫瘍と似たような症状を引き起こすことになります。

【症 状】
・こぶができたり、頭皮が切れて出血することになります。
・頭蓋骨の骨折では、脳組織自体に損傷を及ぼすこともあり、致命的な脳の障害
 を引き起こすことになります。
・頭蓋骨骨折には、単にひびが入った状態(線状骨折)、一部が脳の方へ落ち
 込んだ状態(陥没骨折)、一部が砕けた状態(粉砕骨折)などがあります。
 これらが脳の表面の側である場合は重症とはならなくても、脳の底面あたりで
 起こった場合(頭蓋底骨折)では、鼻や耳から出血したり、髄液が漏れたりする
 ようになります。
 このようになると重症の頭部外傷となります。
・脳に、ある程度以上の外圧があると、意識障害を起こすことがあります。
 この場合、脳自体に損傷がなければ、一瞬気を失った程度で回復するいわゆる
 脳振盪になりますが、脳が直接破壊された場合は、脳挫傷といって、手足の
 運動麻痺やけいれん、意識障害、言語障害、感覚障害、排尿障害などが起こり
 ます。

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