| 肝硬変とは |
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慢性肝障害が長い間持続すると肝細胞が破壊されていきますが、かわりに線維状の組織が増殖して肝臓が硬化し、肝臓の表面に大小の結節(瘤)があらわれてきます。これが肝硬変です。
原因としては、肝炎ウイルス、アルコール過剰摂取、低栄養などが挙げられますが、多くは肝炎ウイルスにかかわるものです。
なお肝硬変は、肝臓の働きがどの程度保たれているかによって、代償性肝硬変と非代償性肝硬変に分けられます。
代償性肝硬変は、破壊された肝細胞の働きを、ほかの肝細胞が代償して肝臓の機能を保つというもので、非代償性肝硬変に進行する前の状態です。
非代償性肝硬変は、肝細胞の多くが破壊され、残された正常肝細胞では、必要な肝臓の機能を発揮することができなくなった状態をいいます。
【症 状】
・代償性肝硬変 ---
肝臓が硬くなっているのが触ると分かりますが症状はほとんどあらわれません。
・非代償性肝硬変 ---
上腹部のはった感じ、食欲不振、便秘、下痢、嘔吐などの症状があらわれます。
また、脾臓が腫れたり、手のひらが赤く輝いたり、皮膚にクモの巣状の血管腫が
あらわれたり、女性化乳房症があらわれたりなどします。
そして、腹の皮膚にはっきりと静脈が認められるようになり、腹の中に水が溜ま
り、腫れ上がってきます。黄疸もあらわれます。
※ 結節とは、皮膚や内臓組織にできる隆起物または腫瘤のことをいいます。
※ 慢性肝炎の10%前後のものが、長い年月をかけて肝硬変に移行すると
いわれています。
※ 女性化乳房症とは、男性の乳腺の片方あるいは両方が女性の乳房のように
発育、肥大したもの。
※ 黄疸とは、皮膚や白目が黄色くなったり、身体がかゆくなったり、尿の色が濃く
なったりする症状。 |
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