本態性高血圧症

本態性高血圧症

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 病気にかかってはじめて、「あー、あの時に気をつけていればよかった!」なんてことを、事あるごとに思ったりしますが、そんなことに
ならないようにするためには、からだの仕組みや働きなどの知識を豊かにして、病気の成り立ちをよく理解することがまず肝要なことでは
ないでしょうか。この「病気とからだナビ」では、からだのことを少しでも知っておくと同時に、病気にはどんなものがあるのか、その症状は
どのようなものなのかを知識として利用できるように整理しています。病気にならないようにすることが一番、そして仮に病気にかかったとしても、すばやい対応ができるように、日ごろから病気とからだについて、頭の中で整理しておくことが重要だろうと思います。

本態性高血圧症(ほんたいせいこうけつあつしょう)

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本態性高血圧症とは
 原因がはっきり分からなくて血圧(拡張期血圧)が高いものを本態性高血圧症と呼びます。

ただ、原因は特定できないものの、次のようなことが誘因として考えられます。
・遺伝や環境因子 ---
 親子代々にあらわれることは少なくありません。
 また遺伝の影響以外に環境因子もかかわっているといわれています。
・塩分の過剰摂取 ---
 塩分を摂り過ぎると、健康な人では体内で血液量が増えて余分な塩分を腎臓
 から出すという調節が行われますが、高血圧症の人では、その調節がうまく
 行われていないと考えられています。
・肥満 ---
 肥満の人は心拍出量が増えるために血圧が上がると考えられています。
 また、血圧を上げる血液中のノルアドレナリンという物質が肥満になると増加
 します。
・飲酒 ---
 飲酒量が増えれば増えるほど血圧が高くなる傾向にあります。
・運動不足 ---
 肥満につながります。運動そのものに血圧を下げる働きがあります。
・ストレス ---
 神経のコントロールシステムが乱れると、血圧を上げる物質のカテコールアミン
 が血液中に送り込まれ、常に血圧が高い状態になります。
・性格 ---
 交感神経が興奮すると、血管が細くなって血圧が上がります。
・気温 ---
 寒いと、血管が収縮して血圧が上がります。

【症 状】
自覚症状はほとんどあられませんが、高血圧が続くと、脳卒中や心臓病、腎臓病
などの合併症が引き起こされることになります。

※ 正常血圧は、収縮期血圧が130mmHg未満、拡張期血圧が85mmHg未満
  (日本高血圧学会による「高血圧治療ガイドライン」)となっています。

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