子宮膣部びらん

子宮膣部びらん

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 病気にかかってはじめて、「あー、あの時に気をつけていればよかった!」なんてことを、事あるごとに思ったりしますが、そんなことにならないようにするためには、からだの仕組みや働きなどの知識を豊かにして、病気の成り立ちをよく理解することがまず肝要なことではないでしょうか。この「病気とからだナビ」では、からだのことを少しでも知っておくと同時に、病気にはどんなものがあるのか、その症状はどのようなものなのかを知識として利用できるように整理しています。病気にならないようにすることが一番、そして仮に病気にかかったとしても、すばやい対応ができるように、日ごろから病気とからだについて、頭の中で整理しておくことが重要だろうと思います。


子宮膣部びらん(しきゅうちつぶびらん)


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子宮膣部びらんとは

 円柱上皮と重層扁平上皮との境界は、通常、外子宮口にありますが、性成熟期になって卵胞ホルモンの分泌が盛んになると、その影響で境界が膣側に移動することがあります。
そして円柱上皮の下の組織が透けて赤くみえてきます。
これが子宮膣部びらんです。
成熟期の大部分の女性にみられる生理的な現象です。
但し、このようなびらんがあると、細菌感染しやすくなり、また刺激によって炎症が起こりやすくなるため注意が必要になります。
ちなみに、更年期に入って卵胞ホルモンの分泌が減少してくると、びらんは見えなくなります。
【症 状】
びらんのすべてが病的なものではありませんが、炎症が起こると治療が必要になってきます。
その場合の症状としては、帯下が黄色で粘り気のあるものになったり、帯下が多量に排泄されたり、出血しやすくなったりします。
また炎症が慢性化すると、腰痛、排尿障害、性交時の痛みなどの症状があらわれます。

子宮頸部から子宮膣部に至る表面は、細胞が一層の円柱上皮と細胞が10〜20層に重なった重層扁平上皮から構成されています。
びらんは、本来、上皮が欠損した状態(ただれ)のとき使われるものですが、この子宮膣部びらんでは、上皮がただれているわけではなく、単に赤くただれたように見えるだけのものです。


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