シェーグレン症候群

シェーグレン症候群について

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 病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があってもそれを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。


シェーグレン症候群 (しぇーぐれんしょうこうぐん)


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シェーグレン症候群

初診に適した科【内科】
【症 状】
目の乾燥感・かすみ・かゆみ・痛み・異物感・充血、口渇、口腔内の出血、虫歯、発熱、関節痛、紅斑、レイノー現象

【シェーグレン症候群とは】
シェーグレン症候群とは、涙腺や唾液腺などの外分泌腺に炎症が起こり、常に分泌されているべき涙と唾液が不足して、目と口の中が乾燥してしまうという病気で、多くは膠原病を合併、あるいは関節痛や紅斑、レイノー現象などの膠原病によくみられる症状をともないます。
この発病の原因は、はっきりとはわかっていませんが、いろいろな自己抗体がみとめられることから、自己免疫疾患の一種(自己抗体による組織破壊が涙腺や唾液腺などの外分泌腺に起こったもの)と考えられています。
40〜60歳代の女性に多くみられます。
症状としては、涙の不足によって起こる目の乾燥感やかすみ、かゆみ、痛み、異物感、充血、また、唾液の不足により起こる咽喉の渇き(口渇)や口腔粘膜の乾燥による出血、虫歯の増加などがみられます。
このほかに、鼻の乾燥症状や膣乾燥症、気管支炎、胃炎などを引き起こすこともあります。
もちろん、膠原病を合併している場合は、その膠原病の症状が出ますし、乾燥症状だけの場合でも、発熱/関節痛/紅斑/レイノー現象などの膠原病によくみられる症状をともなうことが多くあります。
さらに、リンパ節腫脹、甲状腺腫、肝腫などもともなうことがあります。

シェーグレン症候群は、スウェーデンの眼科医シェーグレンが報告(発見者)したことから、この名が付けられました。







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