胆石症

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 病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があっても
それを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度
わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気
にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも
皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。

胆石症 (たんせきしょう)

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胆石症

初診に適した科 【内科/消化器科】
【症 状】
腹痛、背中の痛み・張り、腰痛、肩こり、寒気、ふるえ、大量の汗、吐き気、嘔吐、白い糞便、発熱、黄疸

【胆石症とは】
胆道内で胆汁成分が固まって結石(胆石)ができると、激しい腹痛発作が起こります。これが胆石症です。

これは、中年以降の人に多く、特に肥満体質の人、糖尿病患者に起こりやすい傾向があります。また、ストレスの多い人、不規則な生活をしている人、デスクワークをしている人などにもその傾向がみられます。性別では、女性の方が多いといわれています。

原因としては、日本人の食生活が欧米化し、脂肪摂取量が増加したことが挙げられますが、ほかに、アルコールの大量摂取や疲労、また、胆道に細菌感染があったりすると起こりやすくなります。

症状としては、腹部(主にみぞおちや右脇腹)の激しい痛み(疝痛発作)が挙げられますが、痛み発作にともなって、寒気、ふるえ、大量の汗、吐き気、嘔吐、白い糞便、発熱、黄疸どが起こることもあります。また、腹部の痛みのほかに、背中の痛みや張り、腰痛、肩こりなどを感じる人もいます。

なお、腹部の痛みは、発作のように起こり、数時間あるいはそれ以上続きます。しかし、多くは一日以内でおさまり、その後はしばらくの間なんともないというのがふつうです。

※ 胆汁とは、肝臓でつくられる黄褐色のアルカリ性の液体で、1日に約600ml分
  泌されます。
  この胆汁には、胆汁酸が含まれていますが、これは脂肪を乳化して消化酵素
  の働きを助ける役目を担います。
※ 胆汁中のコレステロールは、胆汁酸やレシチンなどの胆汁成分に溶ける形で
  存在していますが、胆汁中の胆汁酸の割合が少なくなると、コレステロールは
  胆道内で固まって胆石になります。
※ 胆石は、そのできる場所によって名前が変わります。
  胆管にできると胆管胆石、胆嚢にできると胆嚢胆石、肝臓にできると肝内胆石
  になります。
※ 胆石は、その主成分によってコレステロール胆石とビリルビン胆石(ビリルビン
  カルシウム石)とに大別されます。
  このうちコレステロール胆石は、以前と比べ、急激に増加していますが、これは
  日本人の食生活が欧米化し、脂肪摂取量が増加したためと考えられます。
※ 胆石の種類。
  ・ コレステロール系 --- コレステロール石、混合石
  ・ 色素系 --- ビリルビンカルシウム石、黒色石
  ・ そのほかの胆石 --- 脂肪酸カルシウム石、炭酸カルシウム石
※ 胆石があっても症状を起こさないことがあります。
  これを無症状胆石(サイレントストーン)といいます。
  胆石を保持している人の大半は無症状胆石(症状があるときは胆石症)で、人
  間ドックや健康診断で発見されることが多く、胆石症状を起こす人は、その1〜
  3%といわれています。
  なお、無症状の場合は、長い間放置しまうことが多いため、高齢になると癌に
  なる危険性があり、注意が必要です。
※ 痛み発作は、夕食を摂って数時間後の眠りはじめに起こることが少なくありま
  せん。これは、夕食で摂取した脂肪分を処理しようとして胆嚢が働きだし、それ
  によって胆石が急に動いて、胆道の壁を刺激するためです。

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