妊娠

妊娠について

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 病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があってもそれを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。


妊娠 (にんしん)


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妊 娠

初診に適した科【産婦人科】
【症 状】
月経が止まる、基礎体温の高温期が続く、つわりが始まる、乳房の様子が変化する

【妊娠とは】
妊娠とは、受精卵が子宮内膜に着床して発育する状態をいい、妊娠が成立すると、胎児が発育しやすいように母体が大きく変化していきます。
下記は、着床までの流れです。
@ 子宮の左右にある卵巣には卵子になる前の原始卵細胞が準備されています。
A 思春期を迎えると、ほぼ四週間ごとに、左右の卵巣から成熟した卵が、一個ずつ排出されます。
これが排卵です。
B その排出された卵子は、卵管采(卵管の先の部分)から卵管の中に取り込まれ、子宮に向かって進みます。
C 一方、性交によって射精された精子は、女性の膣の中へ入り、子宮口、子宮頸管、子宮腔、卵管へと進みます。
そして、卵管の膨大部で、卵巣から排卵された卵子(Bの卵子)と出会います。
D 卵子と出会った精子は、先を争って卵子に近づき、卵子のまわりの膜をつらぬいて卵子の中に入ります。
E 一個の精子が入ると、他の精子が続いて入り込まないように、膜は性質を変えます。
そして、卵子の中で精子の核と卵子の核が融合し、受精は完了します。
つまり、新しい生命が誕生するわけです。
F 受精卵は、細胞分裂を繰り返し、発育しながら、約六日かかって子宮に到達します。
この動きに合わせるように、子宮の内膜は、受精卵の受け入れ態勢を整えるため、軟らかく、厚くなっていきます。
G 子宮に到達した受精卵は、受け入れ態勢の整った子宮の内膜に入り込み、母体としっかり結びつきます。これが着床です。
H 着床した受精卵の外側には、絨毛という細い枝のようなものがあって、この絨毛が子宮内膜に入り込み、栄養をとり込んで成長します。
同時に子宮内膜は、絨毛と一緒になって発育し、胎盤をつくります。

性交によって射精された精子が、はじめ二億〜三億個あっても、卵管膨大部までの長い道のりで、その到着するころには、ごくわずかな数にまで減少します。
胎盤とは、妊娠の際の子宮内にできる円盤状の組織塊で、へその緒を介して物質交換を行います。
つまり、胎盤は、胎児にとって必要な栄養や酸素などをとり入れ、不要な二酸化炭素や排泄物を母体に戻す働きをするというわけです。
自分で気づく妊娠のきざしは、月経が止まる、基礎体温の高温期が続く、つわりが始まる、乳房の様子が変化するなどでわかります。


妊娠のことがもっと詳しくわかります!
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