肝硬変

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 病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があっても
それを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度
わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気
にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも
皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。

肝硬変 (かんこうへん)

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肝硬変

初診に適した科 【内科/消化器内科】
【症 状】
無症状、腹部膨満感、腹痛、食欲不振、便秘、下痢、嘔吐、貧血、発熱、手のひらが赤くなる、皮膚にクモの巣状の血管腫、女性化乳房症、黄疸

【肝硬変とは】
慢性肝障害が長い間持続すると肝細胞が破壊されていきますが、かわりに線維状の組織が増殖して肝臓が硬化し、肝臓の表面に大小の結節(瘤)があらわれてきます。これが肝硬変です。

原因としては、肝炎ウイルス、アルコール過剰摂取、肝臓の循環障害、膠原病、薬物、胆汁うっ滞、寄生虫などが挙げられますが、多くはウイルス性の慢性肝変から肝硬変に移行したものです。

なお、肝硬変は、肝臓の働きがどの程度保たれているかによって、代償性肝硬変と非代償性肝硬変に分けられます。

代償性肝硬変は、破壊された肝細胞の働きを、ほかの肝細胞が代償して肝臓の機能を保つというもので、非代償性肝硬変に進行する前の状態です。

非代償性肝硬変は、肝細胞の多くが破壊され、残された正常肝細胞では、必要な肝臓の機能を発揮することができなくなった状態をいいます。

症状としては、次のようなことが起こります。
@ 代償性肝硬変 −−− 
  肝臓が硬くなっているのが触ると分かりますが、症状はほとんどあらわれませ
  ん。
A 非代償性肝硬変 −−− 
  上腹部の張った感じ、腹痛、食欲不振、便秘、下痢、嘔吐、貧血、微熱などの
  症状があらわれます。また、脾臓が腫れたり、手のひらが赤く輝いたり、皮膚
  にクモの巣状の血管腫があらわれたり、女性化乳房症があらわれたりなどしま
  す。そして、腹の皮膚にはっきりと静脈が認められるようになり、腹の中に水が
  溜まり、腫れ上がってきます。黄疸もあらわれます。

※ 結節とは、皮膚や内臓組織にできる隆起物または腫瘤のことをいいます。
※ 慢性肝炎の10%前後のものが、長い年月をかけて肝硬変に移行するといわ
  れています。
※ 腹部膨満感とは、お腹が全体的にあるいは部分的に張った感じがすること。
※ 胆汁うっ滞とは、胆汁の流れが減少または停止している状態。
※ 女性化乳房症とは、男性の乳腺の片方あるいは両方が女性の乳房のように
  発育、肥大したもの。
※ 黄疸とは、皮膚や白目が黄色くなったり、身体がかゆくなったり、尿の色が濃く
  なったりする症状。
※ 上記の症状のほかに、指先が球状に膨らんだり(太鼓ばち指)、爪が白く濁っ
  たり、髪の毛が細くなったりすることもあります。

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