くも膜下出血

くも膜下出血について

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 病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があってもそれを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。


くも膜下出血 (くもまくかしゅっけつ)


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くも膜下出血

初診に適した科【救命救急センター/脳神経外科/神経内科】
【症 状】
頭痛、吐き気、嘔吐、意識消失、項部硬直、痙攣

【くも膜下出血とは】
脳を包む三枚の膜(内側から軟膜、くも膜、硬膜)のうち、軟膜とくも膜の間の隙間をくも膜下腔といいますが、くも膜下出血は、このくも膜下腔に血液が溜まった状態(出血した状態)をいいます。
原因の多くは、くも膜下腔の動脈にこぶ(動脈瘤)ができ、それが破裂して起こります。
症状としては、突然、猛烈な頭痛におそわれ、嘔吐や吐き気がして、約半数が意識を失います。
意識を失っているのは、数分〜30分くらいの間です。
そして、発病から数時間経つと、項部硬直(うなじがかたくこわばること)が起こります。
また、手足をつっぱるように痙攣することもあります。
このような発作は、安静時よりも、活動時や精神的に張り詰めた状態のとき、あるいは飲酒後などに起こりやすくなります。

くも膜下腔には、多数の動脈が根をはるようにして広がっています。
動脈にできるこぶの大きさは、直径が2mm以下の小さなものから、25mm以上の大きな動脈瘤まであり、長い年月をかけて大きくなっていきます。
破裂しやすい動脈瘤の大きさは、直径が15mm前後のもので、あまり大きくなり過ぎると、固まってしまい、破裂しにくくなります。
くも膜下出血では、発作の起こる1〜3週間前に、頭痛/光がまぶしい/めまいなどの症状があらわれることがあります。





  


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