脳出血

脳出血について

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 病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があってもそれを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。


脳出血 (のうしゅっけつ)


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脳出血

初診に適した科【救命救急センター/神経内科/脳神経外科】
【症 状】
頭痛、嘔吐、麻痺、意識障害、(ほかに発熱、発汗、痙攣、構音障害、言語障害、排尿障害、平衡障害、運動失調)

【脳出血とは】
脳出血とは、脳の血管が破れ、脳内に出血して麻痺などの局所神経脱落症状や意識障害などが起こる病気で、その多くは、高血圧症や動脈硬化症のある人に、過労や精神興奮、入浴、用便などが誘因となって起こります。
症状としては、多くの場合、頭痛、嘔吐から始まります。
そして、片麻痺や意識障害などを示すようになりますが、出血の影響が広範囲に及んだり、脳の中心部(特に脳幹部)に及ぶと、麻痺や意識障害の程度がさらにひどくなります。

脳出血=脳溢血(のういっけつ)。
脳出血は、出血場所によって被殻出血、視床出血、脳幹(特に橋)出血、皮質/皮質下出血、小脳出血に分けられます。
このうち被殻出血と視床出血が、脳出血の大部分を占めます。
脳幹とは、脳のうち大脳半球と小脳を除いた部分
(延髄、橋、中脳、間脳)。
局所神経脱落症状とは、神経でコントロールされている身体の一部が、消失すること。
脳出血の発作が起こる前兆として、血圧が高くなる、頭痛がする、目がよくみえなくなるといった症状がよくみられます。
ただ、まったく前述の症状があらわれない場合もあります。
人間の手足をコントロールしている神経は、延髄で交差しているため、脳の左側に出血が起これば右側の手足、右側に出血すれば左側の手足が麻痺します。
突然、左右どちらかの手足の動きが悪くなり、頭痛を訴え、しだいに大きないびきをかいて眠るといったような状態になったときは、脳出血が強く疑われます。
意識障害は、出血巣が大きければ大きいほど強くなりますが、24時間以上昏睡が続くと危険な状態となります。
脳出血が起こると、症状が軽くて意識が数時間で戻っても、片方の手足の運動麻痺、感覚障害、言語障害などが残る可能性があります。
意識障害があったときに瞼を開けると、両眼とも左右どちらかをにらんでいることがあります。





  


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脳血管系の病気


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