急性化膿性乳腺炎

急性化膿性乳腺炎

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 病気にかかってはじめて、「あー、あの時に気をつけていればよかった!」なんてことを、事あるごとに思ったりしますが、そんなことにならないようにするためには、からだの仕組みや働きなどの知識を豊かにして、病気の成り立ちをよく理解することがまず肝要なことではないでしょうか。この「病気とからだナビ」では、からだのことを少しでも知っておくと同時に、病気にはどんなものがあるのか、その症状はどのようなものなのかを知識として利用できるように整理しています。病気にならないようにすることが一番、そして仮に病気にかかったとしても、すばやい対応ができるように、日ごろから病気とからだについて、頭の中で整理しておくことが重要だろうと思います。


急性化膿性乳腺炎(きゅうせいかのうせいにゅうせんえん)


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急性化膿性乳腺炎とは

 急性化膿性乳腺炎とは、乳房内に細菌が感染して起こる膿性の炎症で、細菌の多くは、黄色ブドウ球菌、連鎖球菌などです。
主に産褥期(さんじょくき)に起こります。
この乳腺炎は、炎症が起こる部位により、乳管炎、実質性乳腺炎、間質性乳腺炎に分けられます。
乳管炎
乳頭の傷口からの乳管に細菌が侵入して起こります。
実質性乳腺炎
乳管炎が進行して乳腺までおよんだもの。
間質性乳腺炎
細菌がリンパ管を通って乳腺と乳腺の間の組織にまでおよんだもの。
これらの炎症がひどくなると膿が溜まって膿瘍ができます。
その発生部位によって、乳管内膿瘍、乳腺内膿瘍、乳輪部皮下膿瘍、皮下膿瘍(乳輪部以外)、乳腺下膿瘍などに分けられます。
【症 状】
発熱、寒気(さむけ)、乳房の腫れや痛み、ほてりなどの症状があらわれます。
進行すると、膿瘍の発生、リンパ節の腫れや痛みがあらわれ、ときには乳汁(母乳)に膿が混じることがあります。

炎症が乳房のどの部位に起こっても乳腺炎となります。
産褥期とは、分娩後、母体が妊娠前の状態に回復するまでの期間。
通常、6〜8週間。


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