伝染性単核症

伝染性単核症について

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 病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があってもそれを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。


伝染性単核症 (でんせんせいたんかくしょう)


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伝染性単核症

初診に適した科【内科】
【症 状】
発熱、悪寒、咳、咽喉の痛み、全身のリンパ節の腫れ、倦怠感、食欲不振、発疹

【伝染性単核症とは】
伝染性単核症とは、EBウイルスの感染(経口感染)によって起こる病気です。
ウイルスの潜伏期間は小児で10日〜14日間、成人では4〜7週間くらいで、発病すると血液中に形の変わったリンパ球が多数あらわれます。
症状としては、発熱(微熱/高熱)、悪寒、軽い咳、咽喉の炎症(咽喉の痛み)、全身のリンパ節の腫れ、倦怠感、食欲不振、(しばしば)発疹などがあらわれます。
また、肝臓・脾臓の腫れ、咽頭扁桃炎などの合併もみられることがあります。
なお、EBウイルスによる伝染性単核球症に特異的な治療法はありませんが、症状がひどいときは安静にし、必要なら解熱薬・鎮痛薬を服用するとともに、口の中を清潔に保ちます。
ちなみに、脾臓が腫れている間は、過激な運動は避けます。

伝染性単核症の呼び名には他に、伝染性単核球症、感染性単核症、感染性単核球症、キッス病、キス病などがあります。
EBウイルス(EBV)は、ヘルペスウイルスの1種であるエプスタイン・バール・ウイルスのことで、このウイルスは世界中に広く分布し、多くの成人に感染がみられます。
日本でも80%以上の人が感染しているといわれています。
経口感染とは、病原体が口を通って消化管から侵入するような感染の仕方(口を介して感染)。
伝染性単核症では、EBウイルスのほかにサイトメガロウイルスなども原因ウイルスと考えられています。







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