副甲状腺機能低下症 |
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初診に適した科 【内科/小児科】 |
【症 状】 |
手足のこわばり、痙攣、不随意運動、抑うつ、妄想、精神不安定、記憶障害、
脱毛、皮膚の乾燥・色素沈着、爪の変形・萎縮 |
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【副甲状腺機能低下症とは】 |
副甲状腺機能低下症とは、副甲状腺ホルモンの分泌や作用の低下によって、血液中のカルシウムが減少し、リンが増加するという病気で、特に10歳以下の子どもに多くみられます。
原因としては、突発性では、遺伝、先天性異常、自己免疫などが考えられます。
また、続発性は、甲状腺全摘出術によって起こる場合がほとんどです。
症状としては、手足の筋肉がこわばって痙攣が起こり、ひどいときには全身にまで及びます。また、パーキンソン症候群や舞踏病などのような不随意運動がみられることもあります。
ほかに、抑うつ、妄想、精神不安定、記憶障害や、脱毛、皮膚の乾燥・色素沈着、爪の変形・萎縮などもみられます。
※ 不随意運動とは、不随意筋の活動や、反射による運動。
これは、主体的な意志・意識とは無関係に起こります。 |
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