腎盂腎炎

腎盂腎炎について

病気と症状いろいろナビ
病気と症状いろいろナビ トップページ > 腎臓・泌尿器の病気 > 腎盂腎炎
 病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があってもそれを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。


腎盂腎炎 (じんうじんえん)


*****
スポンサードリンク


腎盂腎炎

初診に適した科【内科/泌尿器科】
【症 状】
発熱、腰痛、尿意頻数、残尿感、高血圧、浮腫、貧血

【腎盂腎炎とは】
腎盂腎炎とは、細菌が、腎盂と腎実質、腎杯に感染して炎症を起こす病気で、特に女性に多く、また高齢者にもみられます。
細菌には、大腸菌、緑膿菌、腸内球菌、ブドウ球菌などがみられますが、特に多いのは大腸菌(グラム陰性杆菌)です。
細菌の進入には次の三つの経路があります。
@ 上行性
膀胱から尿管をさかのぼって腎臓に達します。
A 血行性
ほかのところから血流にのって腎臓に達します。
B リンパ行性
リンパ管を経由して感染します。
なお、腎盂腎炎を引き起こす最も多い進入経路は、上行性によるものです。
症状としては、次のようなことが起こります。
@ 急性型
発熱や腰痛がみられます。
また、膀胱炎を合併していると、尿意頻数、残尿感などをともないます。
A 慢性型
発熱や腰痛、高血圧、むくみ(浮腫)、貧血などがあらわれます。

腎盂腎炎は、以前、腎盂炎といわれていたものですが、実際には腎盂だけでなく腎実質や腎杯にも細菌感染が起こることから略称でよばれなくなりました。
腎盂腎炎が女性に多い理由としては、尿道口と肛門が近いこと、また尿道が短いことが挙げられます。
高齢者が尿流障害を発症すると腎盂腎炎にかかりやすくなります。





            


※ 姉妹サイトのページ 「 からだの仕組みと働き 」 へ



腎臓・泌尿器の病気


【索 引】

きゅうせいしきゅうたいじんえん
急性糸球体腎炎
きゅうせいじんうじんえん
急性腎盂腎炎
きゅうせいじんふぜん
急性腎不全
じんうじんえん
腎盂腎炎
じんけっせき
腎結石
じんこうかしょう
腎硬化症
にょうかんけっせき
尿管結石
にょうどくしょう
尿毒症
にょうろけっせき
尿路結石
ねふろーぜしょうこうぐん
ネフローゼ症候群
ぼうこうえん
膀胱炎
まんせいしきゅうたいじんえん
慢性糸球体腎炎
まんせいじんうじんえん
慢性腎盂腎炎
まんせいじんふぜん
慢性腎不全


メニュー

こころの病気 脳・神経の病気 脳血管系の病気
血液の病気 血管・リンパ管の病気 甲状腺・副甲状腺の病気
ホルモン・代謝系の病気 心臓・心筋の病気 肝臓の病気
胆道・胆嚢・膵臓の病気 腎臓・泌尿器の病気 気道・肺・胸郭の病気
食道・胃・十二指腸の病気 小腸・大腸・虫垂・肛門の病気 男性性器の病気
女性の病気 妊娠・妊娠にともなう病気 アレルギーの病気
膠原病・免疫系の病気 皮膚・髪の病気 骨・関節・筋肉・腱の病気
目の病気 耳・平衡器官の病気 鼻・咽喉の病気
歯・口腔の病気 感染症・寄生虫病

***
スポンサードリンク




【索引のページ】
【索引のページ】では、「病気と症状いろいろナビ」でアップしております病気と症状に関する各項目をご案内しています。


*******
スポンサードリンク


【ご注意】
 このサイトをご利用頂くにあたって、下記をよくお読みになり、ご了承いただいた上でお役立て下さい。
@ 当サイトに掲載されている情報は、できうる限り正確なものを提供できるよう細心の注意を払っておりますが、それを保証するものではありません。
A 万一、当サイトに記載された情報の誤報、誤植、欠落などに起因して発生したいかなるトラブルも、当方はその責任を一切負いません。
B 心身に不調をおぼえる方は、すみやかに医療機関での診療をお受けになることをお勧めします。
C 当サイトの情報を利用した結果生じる損害、不都合、不利益については、当方はその責任を一切負いません。
[PR]
ジーンズ色いろ 食品の豆知識 栄養管理&食品 病気とからだナビ
暮し生活のアイディア 病気と症状ひと口メモ 呼吸器の病気ナビ 妊娠@ガイドブック
運動器の病気ナビ 皮膚と皮膚付属器の病気ナビ
当サイト、当サイト名、および当サイトの内容・画像等を、あたかも自分のサイトであるかのように利用・使用するのはおやめ下さい。もちろん、内容・画像等の複製(コピーなど)もご遠慮願います。当サイトのご利用には、人間としてのモラルをもってお願い致します。このサイト「運動器の病気ナビ」の全ページの著作権は、すべてこのサイトの管理者にあります。
Copyright (C) 病気と症状いろいろナビ All Rights Reserved