全身性強皮症

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 病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があっても
それを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度
わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気
にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも
皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。

全身性強皮症 (ぜんしんせいきょうひしょう)

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全身性強皮症

初診に適した科 【内科】
【症 状】
レイノー現象、手指の浮腫、関節のこわばり・痛み、皮膚の硬化・石灰沈着・色素異常、爪上皮に黒い出血点、指先に少し凹んだ傷痕、指先・関節背面の潰瘍、
毛細血管の拡張、胸焼け、胸のつかえ・逆流感、下痢、便秘、咳、呼吸困難、
間質性肺炎、肺高血圧症、心肥大、心不全、不整脈、血圧上昇、頭痛、吐き気

【全身性強皮症とは】
全身性強皮症とは、全身の皮膚が硬化するほか、消化管や肺、心臓、腎臓などの内臓にも病変が起こる原因不明の慢性疾患で、30〜50歳代の女性に多くみられます。

症状としては、次のようなものがあらわれます。
@ 初発症状として、レイノー現象、手指の浮腫(むくみ)、関節のこわばりや痛み。
A 皮膚症状として、皮膚硬化、皮膚の石灰沈着、色素異常、爪上皮に黒い出血
  点、指先に少し凹んだ傷痕、指先や関節背面の潰瘍、毛細血管の拡張など。
B 消化管の症状として、胸焼け、胸のつかえ・逆流感(逆流性食道炎)、下痢、
  便秘など。
C 肺の病変で主なものは、肺線維症(咳、運動すると呼吸困難)、間質性肺炎、
  肺高血圧症など。
D 心臓の病変で主なものは、心筋の線維症によって、心肥大、心不全、不整脈
  など。
E 腎臓の病変で主なものは、強皮症腎クリーゼ(急激な血圧上昇、頭痛、吐き
  気)など。

※ 強皮症には全身性強皮症と限局性強皮症とがあります。
  前者は、皮膚や内臓が硬化、あるいは線維化するのが特徴ですが、後者は、
  皮膚のみの病気で、内臓をおかす心配のない病気です。
※ 全身性強皮症は、典型的な症状を示す「びまん型全身性強皮症」と比較的軽
  症型の「限局型全身性強皮症」に分けられています。
  前者は、発症より5〜6年以内は進行することが多く、後者は、進行はほとんど
  ないか、あるいは緩徐です。
※ レイノー現象とは、冷たいものに触れると手指が蒼白あるいは紫色になるとい
  うもので、全身性強皮症の初発症状としては最も多いものです。
※ 皮膚硬化は、はじめは、浮腫状に腫れあがり、しだいに、やわらかさが消え、
  硬くなり、萎縮がみられるようになります。そして最終的には、皮膚がカチカチ
  に硬くなり、満足に関節も曲げられなくなります。
※ 皮膚の石灰化では、皮下にカルシウムアパタイトの沈着がみられます。

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