片頭痛

片頭痛について

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 病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があってもそれを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。


片頭痛 (へんずつう)


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片頭痛

初診に適した科【神経内科/脳神経外科】
【症 状】
閃輝暗点、頭痛、吐き気、嘔吐、眼の動きが悪くなる、複視、上下の瞼が下がる、半身麻痺

【片頭痛とは】
片頭痛とは、頭部の片側に起こる発作性の激しい頭痛で、10歳代から30歳代にかけてよく発症します。
これには、前駆症状があらわれるタイプとあらわれないタイプとがあります。
前駆症状があらわれるタイプでは、まず、前ぶれとして閃輝暗点という視覚障害があらわれ、その症状が20〜30分続いたあと、頭の片側(両側に起こることもある)がズキンズキンと脈を打つような頭痛(脈動性頭痛)が数時間から半日くらい続きます。このとき、吐き気や嘔吐をともなうことがあります。
また、このタイプの中には、脈動性頭痛発作のあと、目の動きが悪くなったり、物が二重にみえたり(複視)、上まぶたと下まぶたが下がったり、あるいは、半身麻痺が起きたりするケースもあります。
前駆症状があらわれないタイプでは、特徴的な前ぶれ症状はありませんが、なんとなくだるい、落ち着かない、肩が張るといった症状がみられることがあり、そのあと、ズキンズキンという脈動性の頭痛が起こります。
ただ、人によってその程度は違いますし、常に同じ側に起こるというわけではなく、右側のこともあれば、左側にあらわれることもあります。

片頭痛は、脳卒中などによる急性頭痛とは違い、多くは若いころから頭痛発作を経験している人に起こります。
片頭痛は、頭の片側のこめかみから目にかけてのあたりが痛むことが多いのですが、頭の両側や後頭部が痛むケースもみられます。
片頭痛が起こる原因は不明ですが、遺伝説、内分泌障害説、アレルギー説などがあります。
誘因となるものには、不眠、過労、ストレス、月経前、チーズ/チョコレート、アルコールなどが挙げられます。
閃輝暗点(せんきあんてん)では次のような症状がみられます。
@ 片側の視野の中に星形や三日月形に白く光るものがチカチカみえ、そのうち、それがしだいに大きくなる。
A 視野の一部がみえにくくなる。
B ジグザグ模様、あるいは稲妻のように、光るものが走る。
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