急性腎不全

急性腎不全について

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 病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があってもそれを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。


急性腎不全 (きゅうせいじんふぜん)


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急性腎不全

初診に適した科【腎臓内科/泌尿器科】
【症 状】
血液中の尿素窒素・クレアチニンの上昇、頭痛、吐き気、嘔吐、食欲不振、羽ばたき振戦、意識障害、呼吸困難、不整脈

【急性腎不全とは】
急性腎不全とは、腎臓の障害などによって急に腎機能が低下する病気で、尿の量が少なくなったり(乏尿)、尿が出なくなったり(無尿)という症状があらわれます。
この急性腎不全は、その原因によって次のように分類できます。
@ 腎前性腎不全
血圧の低下、あるいは外傷やショック、激しい下痢、脱水症などによる血液と血流量の低下で、腎臓に流れ込む血流量が少なくなって腎臓の働きが低下した場合。
A 腎性腎不全
腎臓に流れ込む血流量の低下が長期にわたるか、あるいは毒物などを服用したかで、腎臓の組織が破壊された場合。
B 腎後性腎不全
尿路結石や前立腺肥大などにより、尿路障害で尿管が詰まって腎機能障害が起こった場合。
症状としては、次のようなことが起こります。
@ 血液中の尿素窒素やクレアチニンが急上昇します。
そして、頭痛、吐き気、嘔吐、食欲不振などがあらわれ、進行すると、羽ばたき振戦、意識障害、呼吸困難、不整脈などが引き起こされます。
これらの症状は、乏尿期に起こります。
A 乏尿期をのり越えた利尿期には、尿の排泄量が徐々に回復してきます。
これが過ぎると回復期に入ります。

羽ばたき振戦とは、両手を水平に上げたとき、鳥が羽ばたくような動作をすること。





            


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