マロリー・ワイス症候群

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 病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があっても
それを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度
わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気
にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも
皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。

マロリー・ワイス症候群 (まろりー・わいすしょうこうぐん)

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マロリー・ワイス症候群

初診に適した科 【内科/消化器科】
【症 状】
吐血、下血、心窩部痛、立ちくらみ、ショック状態

【マロリー・ワイス症候群とは】
マロリー・ワイス症候群とは、過度の飲酒などによって、激しい嘔吐を繰り返したあと、多量の鮮血を吐出するというもので、飲酒のほか、食中毒、乗り物酔い、妊娠悪阻(→つわり)なども原因として挙げられます。

つまり、これは、過度の飲酒などによって嘔吐が起こる際、噴門部の弛緩が起こりにくくなって胃の内圧が異常に高くなることがありますが、このようなときに、その圧力で食道と胃の境目の粘膜がスパッと線状に裂ける(粘膜裂創)ことがあり、その結果、粘膜下の細動脈が切れて出血し、吐血するというわけです。

症状としては、吐血のほかに、下血(黒色便)、心窩部痛(みぞおちあたりの痛み)、立ちくらみなどもあらわれます。出血量の多い場合は、ショック状態に陥ることもあります。

※ 1929年に、ジョージ・ケネス・マロリーとソーマ・ワイスが初めて報告したことか
  ら、マロリー・ワイス症候群の名がつけられています。
※ マロリーとワイスらは、飲酒後に何回かの嘔吐に引き続いて吐血を起こした患
  者を調べたところ、それが、胃の噴門部に縦走する裂創(線状に裂けること)
  からの出血であったことを付きとめました。
※ マロリー・ワイス症候群では、咳やくしゃみなど、嘔吐運動以外の原因で起こる
  ものもありますが、その場合は、下血のみを起こすという傾向があります。
※ マロリー・ワイス症候群では、新鮮血を吐血する前、嘔吐する内容物には血が
  混じっていないという特徴があります。

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