エイズ

エイズについて

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 病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があってもそれを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。


エイズ (えいず)


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エイズ

初診に適した科【内科】
【症 状】
頭痛、発熱、寒気

【エイズとは】
エイズとは、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)の感染によって起こる病気ですが、このウイルスによって、人間の免疫をつかさどるリンパ球が破壊され、あるいは、その機能が障害されると、身体の免疫力がなくなり、その結果、さまざまな感染症が引き起こされ、やがて生命が危うくなるという恐ろしいものです。
感染経路としては、次のようなケースが挙げられます。
@ 性行偽感染
特に男性同性愛者間での肛門性交による直腸粘膜からの感染、また、異性間の感染。
A 血液媒介感染
輸血によって起こる感染で、日本でも問題(凝固因子製剤)になりましたが、現在は必要な検査と処理が行われているということです。
B 母子感染
両親のいずれかがエイズかエイズの危険因子をもつ子どもは、高い感染率/発病率を示すといわれています。
C その他
麻薬/覚醒剤常習者が、注射器を共有する場合に感染の危険が高くなります。
このエイズは、感染直後では特徴的な症状はなく、潜伏期に入る前に流行性感冒のような症状があらわれる程度で、潜伏期は、数ヶ月から5年以上といわれています。
また、7〜8年という人も確認されています。
潜伏期のあと、感染者の2〜3割は、頭痛、発熱、リンパ節の腫れ、下痢、体重減少、疲労などの症状があらわれ、しだいに免疫機能の働きが低下し、弱い微生物(細菌、真菌、ウイルスなど)に対しても抵抗できず発病にいたります。
そして、カリニ肺炎、肺カンジダ症、カンジダ食道炎、カポジ肉腫、ほかに認知症、脊髄症などの脳/神経障害が見られるようになります。
但し、感染者の5〜6割では無症状で経過するといわれています。

エイズは、1981年にアメリカのロサンゼルスで発見され、アメリカをはじめヨーロッパやほかの多くの国々で患者数が増え続け、社会生活を脅かしています。
エイズ(AIDS)は、後天性免疫不全症候群(Acquired Immune Deficiency Syndrome:AIDS)のことです。
HIVは、感染者の体液、なかでも(感染源となる)血液や精液、膣分泌物、母乳に存在します。
特に感染者からの輸血や男性同性愛者からの広がりが問題視されています。
まだ完全な治療法はなく、ウイルスの撲滅までには至っていませんが、現在、効果的な抗HIV薬が開発され、多剤併用療法によって、血中のウイルスを、測定感度以下にまで抑えることができるようになっています。
したがって、今は、エイズの発症進行を大幅に抑えることができます。







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