大動脈瘤

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 病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があっても
それを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度
わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気
にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも
皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。

大動脈瘤 (だいどうみゃくりゅう)

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大動脈瘤

初診に適した科 【内科/循環器科/心臓血管外科】
【症 状】
腹痛、腰痛、発熱、吐き気、腹が張る、へそ付近に瘤、喘鳴、咳、呼吸困難、血痰、しわがれ声、嚥下困難、しゃっくり、額の片方に異常な汗、胸骨・肋骨の痛み、首の静脈が太くなる、胸痛、血圧の低下、ショック状態

【大動脈瘤とは】
大動脈瘤とは、大動脈の一部が異常にふくれて瘤(こぶ)のようになる病気で、これにはその発生の様子から真性大動脈瘤と仮性大動脈瘤の二種類に分けられます。

真性大動脈瘤は、大動脈の血管壁の三層構造すべてが一緒にふくれ上がったもので、一般にいう大動脈瘤は、こちらを指します。

一方、仮性大動脈瘤は、中膜や外膜が、内膜と離れてふくれたものをいいます。仮性大動脈瘤の代表的な病気は、解離性大動脈瘤です。

大動脈瘤が発生する部位からみて最も多いのは、腹部大動脈の終わりから、その下の総腸骨動脈にかけて起こる腹部大動脈瘤です。これは、大動脈の動脈硬化が原因で、特に男性に起こりやすいといわれています。

症状としては、最初のうちはわからないことが多く、腹部触診や胸部X線写真などで発見されるケースがほとんどです。

進行すると、例えば、腹部大動脈瘤の場合では、へそ付近に手をあてれば心臓の動きと一致して、ドキドキ収縮する半球状のコブのようなものに触れます。そして、その部分を押すと、かなり痛みが起こります。

腹部大動脈瘤の症状がさらに進行すると、大動脈の壁がふくらみ過ぎて破裂するわけですが、破裂したときは、お腹や腰の痛みが突然強くなり、お腹がふくらんで、血圧が低下します。

なお、腹部大動脈瘤が破裂する前の症状は、お腹や腰の痛みが続き、足の付け根やおしりなどに、その痛みがひびくこともあります。また、腹部大動脈瘤から血液がわずかに漏れるようになり、発熱、吐き気、お腹が張るなどの症状があらわれます。

※ 大動脈は、心臓から全身に血液を送り出す体循環系の動脈の本幹。心臓を出
  ていったん上行したのち、身体のほぼ中央を通って下半身に向かい、下腹の
  総腸骨動脈という血管に至る太い血管。
※ 血管の壁は、内側から内膜、中膜、外膜の三層構造になっています。
※ 胸部大動脈瘤が破裂する前の症状は、ふくれた大動脈が近くの臓器を圧迫す
  るため、呼吸するたびにゼーゼーと音(喘鳴)を出したり、咳、呼吸困難、血液
  の混じった痰、しわがれ声、嚥下困難、しゃっくり、額の片方だけ異常に汗をか
  く、胸骨や肋骨が痛む、首の静脈が太くなる、肺炎などが起こります。
  胸部大動脈瘤が破裂したら、激しい胸の痛み、呼吸困難、血圧の低下などが
  みられます。また、ショック状態に陥ることもあります。

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