呼吸器の病気ナビ TOP > 縦隔腫瘍
この「呼吸器の病気ナビ」では、呼吸器の病気についての概要・原因・症状などを、できるだけわかりやすく
記載しています。 呼吸器の病気にはどんなものがあるのか、また、その原因や症状はどのようなものなのか、
初診に適した科はどこかなど、少しでも早く情報をつかんでいただき、みなさまご自身の健康管理・健康維持に、
この「呼吸器の病気ナビ」をお役立て頂ければ幸いと存じます。 なお、呼吸器の病気としては、かぜ邪症候群、
気管支炎、肺炎、肺化膿症、過敏性肺炎、気管支拡張症などを中心に掲載しております。
縦隔腫瘍(じゅうかくしゅよう)とは?・・・「呼吸器の病気ナビ」
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縦隔腫瘍とは?
【縦隔腫瘍】
縦隔内に発生する腫瘍および先天性嚢胞、胸腔内甲状腺腫のことを、
縦隔腫瘍といいます。
(但し、心臓、大血管から発生するものなどは含みません。)
・上部縦隔の前部では、胸腺腫、縦隔内甲状腺腫、奇形腫
・上部縦隔の後部では、神経原性腫瘍
・前部縦隔では、奇形腫、胸腺腫
・中部縦隔では、リンパ性腫瘍、気管支原性嚢胞
・後部縦隔では、神経原性腫瘍
などがみられます。
縦隔腫瘍の半分以上は、胸腺腫、神経原性腫瘍、奇形腫の3種類が占め、
続いて、先天性嚢腫、縦隔内甲状腺腫、リンパ性腫瘍、その他となります。
※ 縦隔は、左右の肺に挟まれた胸郭の中央にある空間です。
上方には胸郭入口部、下方はに横隔膜、前方はに胸骨、
後方には脊柱があります。
この縦隔には、心臓、食道、大動脈、大静脈、胸腺、リンパ腺、
神経などが入っています。
したがって、縦隔に異常が起これば、お互いに影響しあう率が高くなるため、
早期の診断・治療が必要になります。
※ 腫瘍とは、からだの表面やからだの中にできる「できもの」。
※ 嚢胞とは、袋状の腫瘍。
【症 状】
縦隔腫瘍は、始めのうちは無症状のことが多いため、検診やほかの病気の
検査中に発見されることがよくあります。
腫瘍がまわりにひろがると、咳、喘鳴、嗄声、呼吸困難、胸痛、肩痛、嚥下障害
などがあらわれてきます。
※ 喘鳴とは、呼吸時にゼーゼー、ひゅうひゅう音がすること。
※ 嗄声とは、声がかすれること。
※ 嚥下障害とは、物を飲み込んだときにつかえる感じがする状態。
【初診に適した科】
内科/呼吸器科
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