慢性便秘

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 病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があっても
それを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度
わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気
にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも
皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。

慢性便秘 (まんせいべんぴ)

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慢性便秘

初診に適した科 【内科】
【症 状】
腹痛、腹部の膨満感、ガスの排出停止

【慢性便秘とは】
慢性便秘とは、日常的に繰り返される便秘で、原因となる病気がなくて起こる慢性便秘と、慢性便秘のもととなる病気があって起こるものとがあります。

このうち前者の場合は、その原因によって次の三つに分けられます。
@ 弛緩性便秘 −−− 
  結腸の緊張や運動の低下によって、通過時間が長引き、その結果、便の水分
  が吸収され過ぎて起こります。
A 直腸性便秘 −−− 
  偏食、不規則な食事、不規則な排便習慣、運動不足、あるいは下剤や浣腸の
  乱用などによって、骨盤の筋肉が弛緩し、その結果、直腸神経の反射が鈍くな
  って起こります。
B 痙攣性便秘 −−− 
  自律神経の乱れなどが原因で、S字結腸が痙攣し、その結果、便の通過が妨
  げられて起こります。

一方、後者で挙げられる病気には次のようなものがあります。
大腸癌、大腸ポリープ、大腸憩室、S字結腸症、腸閉塞、子宮筋腫、卵巣嚢腫などがあります。

便秘にともなう症状としては、腹痛、腹部膨満感、ガスの排出停止などが挙げられます。

※ 結腸内で内容物の滞留時間が長引くと、便の水分量が減って硬い便になり、
  数日以上排便がない、あるいは排便があってもすっきりしない状態が起こりま
  す。これが便秘です。
※ 病的な原因がなくて起こる慢性便秘は、食生活の改善、排便習慣の改善、適
  度な運動などでなおせるといわれています。
※ 次のような場合は、下剤を使用できません。
  @ 診断の確定していないすべての腹痛。
  A 消化管の狭窄、閉塞、糞便イレウス、吐き気、嘔吐など、イレウス(腸の通
    過障害をきたした状態)が疑われる場合。
  B 腸管に炎症(虫垂炎など)がある場合。
※ 痙攣性便秘では、コロコロと小石のような硬い便になります。
※ 便秘にともなう気がかりな病気には、慢性腸炎、腸閉塞、甲状腺機能低下症、
  胃や腸の炎症性の病気、肝臓・胆嚢・膵臓の病気などが挙げられます。

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