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合指症(ごうししょう) |
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合指症は、隣り合う指同士の一部または全部がくっついている(融合)というもので、これには、骨には異常なく軟部組織がくっついている場合と、骨もくっついているか、あるいは骨が足りないという場合があります。
特に、中指と薬指の間で多くみられます。
この合指症は、奇形症候群(ポーランド症候群など)の症状の一部として起こることもあります。 |
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多指症(たししょう) |
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多指症は、先天性の手の指の形状異常の一つで指が形成されるときに、1本の指が2本以上に分かれて形成されるというものです。
つまり、6本以上の指になるというものです。
過剰の指は、小さな突起であったり、完全な指であったりなどさまざまです。
また、合指症と合併して多合指症となることもあります。
この疾患は手だけではなく、足の指にも起こります。
その場合は「多趾症」となります。 |
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欠指症(けっししょう) |
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多指症とは逆に、指の数の少ない場合を、手の指では欠指症、足の指では欠趾症といいます。
また、中央列の指が欠けて手や足が二つに分かれてみえるものを、裂手症、裂足症といいます。 |
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その他 |
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手足の数本の指が巨大化している巨指症、指が正常より短い短指症、指が曲がって、まっすぐ伸ばすことができない屈指症などもあります。 |