心臓神経症

心臓神経症

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 病気にかかってはじめて、「あー、あの時に気をつけていればよかった!」なんてことを、事あるごとに思ったりしますが、そんなことに
ならないようにするためには、からだの仕組みや働きなどの知識を豊かにして、病気の成り立ちをよく理解することがまず肝要なことでは
ないでしょうか。この「病気とからだナビ」では、からだのことを少しでも知っておくと同時に、病気にはどんなものがあるのか、その症状は
どのようなものなのかを知識として利用できるように整理しています。病気にならないようにすることが一番、そして仮に病気にかかったとしても、すばやい対応ができるように、日ごろから病気とからだについて、頭の中で整理しておくことが重要だろうと思います。

心臓神経症(しんぞうしんけいしょう)

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心臓神経症とは
 心臓神経症とは、「心臓症状を前景に示す神経症」と定義されています。つまり本質は神経症ですが、実際に起こる症状が心臓に関連した身体症状をあらわすというものです。

この心臓神経症は、次のようなタイプに分けることができます。
・不安神経症タイプ ---
 漠然とした不安や予期不安、不安発作などを前景とする神経症で、息苦しさ、
 手足のしびれ、めまい、失神などがあらわれることがあります。
・心気神経症タイプ ---
 完全欲が強く、絶えず自分自身の心身の状態に目をむけるため、かえって正常
 な心身の機能が阻害される結果に陥ってしまうというもので、心臓症状を示すと
 きもあるし、食欲不振や肩こり、腰痛などの全身症状をあらわすこともあります。
・強迫神経症タイプ ---
 自分で不合理だと思う考えや行為につきまとわれて、それを抑えることが困難に
 なるというもので、動悸が起こり、動悸が身体中に響くあるいは人に聞こえると
 いった非論理的な強迫観念に陥ります。
・抑うつ神経症タイプ ---
 肉親との死別、失業、左遷、失恋などの心的外傷により発症するもので、胸部
 圧迫感、胸内苦悶感などを身体症状として示します。
・ヒステリータイプ ---
 自己中心的で依存的、虚栄や顕示欲が強い、気まぐれ、わがままで未熟性が
 目立つというようなヒステリー性格を示す人がかかりやすく、過呼吸発作、心臓
 症状、手足のしびれなどがあらわれます。

※ 過呼吸発作は、緊張や不安、恐怖、過度のストレスや極端な感情の高まりで、
  発作的に速い呼吸、あるいは深い呼吸を繰り返します。

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