狭心症

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 病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があっても
それを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度
わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気
にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも
皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。

狭心症 (きょうしんしょう)

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狭心症

初診に適した科 【内科/循環器科/心臓血管外科】
【症 状】
胸の不快感・痛み、(ほかに、冷や汗、吐き気、呼吸困難、意識不明)

【狭心症とは】
狭心症とは、心臓壁血管(冠状動脈)の硬化などにより、心筋へ流入する血液が減少(虚血)して起こる病気で、前胸部にあらわれる一過性の締め付けられるような疼痛発作を特徴としています。

この狭心症には、労作狭心症と安静狭心症のタイプが確認されており、さらに安静狭心症の中には心電図の波形に特徴のある異型狭心症と特に夜間に症状があらわれる夜間狭心症などがあります。

一般に男性に多くみられ、また、40歳代から60歳代に多く起こります。

冠状動脈に虚血が生じる原因の多くは、冠状動脈の動脈硬化によるもので、これは動脈硬化によって狭窄、閉塞が起こるからです。また、動脈硬化が基礎にあって、冠状動脈の一部が痙攣したときにも、心筋に一時的な虚血がみられ、狭心症があらわれることがあります。

しかし、動脈硬化がそれほどでもないにもかかわらず、狭心症の原因となる病気があります。例えば、大動脈弁狭窄症、閉鎖不全症、僧帽弁狭窄症、重症の貧血、また、甲状腺機能低下症の薬や糖尿病を治療するためのインスリンがきき過ぎたときなどです。

狭心症の特徴的な症状としては、胸痛、あるいは胸部不快感ですが、「胸が締め付けられるような痛み」、「胸苦しい感じ」、「胸が押さえつけられるような感じ」、「胸がつまるような感じ」、「むねが焼けるような感じ」などで表現されます。

痛みの部位は、前胸部、特に胸骨の裏側に起こることが多いといわれていますが、みぞおちの付近や前胸部全体あるいは左右いずれかにもあらわれることがあります。また、左腕、頸部、下顎、背中などにも痛みがひびくことがあります。

胸痛の持続時間は、突然始まったあと、数分から10分以内で治まるのがふつうです。ただ、30分以上続く場合、心筋梗塞の疑いがでてきます。

※ 労作狭心症は、急な階段を上がったり、急いで歩いたりしたときに症状があら
  われるタイプ。
※ 安静狭心症は、睡眠中など安静にしていても症状があらわれるタイプ。
※ 冠状動脈が狭くなって、心筋に必要な酸素が供給できない状態が起きても、
  胸痛や胸部不快感がない場合は、狭心症とは区別され、無症候性心筋虚血と
  よばれます。
※ 狭心症にみられる前胸部の痛みは、虚血によって酸素不足となった心筋から
  胸に痛みを起こすような物質が出され、その物質が神経を刺激するために起
  こります。
※ 狭心症ではなくても、心臓神経症や気管・肋膜・胃・食道などの病気でも胸痛が
  あらわれることがあります。
※ 医師ヘベルデンによって狭心症がはじめて報告され、彼はその狭心症を「前胸
  部に締め付けられるような、あるいは刺すような痛みがあって、このまま死ぬ
  のではないかという不安感をともなう状態」と表現しています。
※ 狭心症は、食後、早朝、労作時に起こりやすいといわれています。
※ いろいろな狭心症の特徴。
  ・ 労作狭心症 --- 運動が引き金で起こる。
  ・ 安静狭心症 --- 安静時に起こる。
  ・ 労作兼安静狭心症 --- 運動時・安静時に起こる。
  ・ 異型狭心症 --- 就寝中の朝方に起こる。

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