重症筋無力症

重症筋無力症

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 病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があっても
それを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度
わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気
にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも
皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。

重症筋無力症 (じゅうしょうきんむりょくしょう)

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重症筋無力症

初診に適した科 【神経内科】
【症 状】
瞼の下垂、複視、顔の筋肉の脱力、鼻声、手足の疲れ、呼吸障害

【重症筋無力症とは】
重症筋無力症とは、随意筋が容易に疲労して脱力状態になると同時に、いろいろな免疫異常が起こる病気です。特に若い女性に多くみられます。

原因としては、神経と筋肉の接合部における自己免疫異常が考えられます。つまり、重症筋無力症では、筋肉の収縮にかかわる刺激伝達物質の一つ、アセチルコリンを受け止める受容体が減少し、しかも、血清中に、受容体に対する抗体もできるというわけです。

症状としては、はじめはゆっくりで、まず瞼の下垂、物が二重にみえる複視、食事中に顎がだるくなって噛めなくなる、鼻声、手足の疲れがひどくなるなどの症状があらわれます。やがて、安静にすると回復していたものが、常にあらわれるようになります。さらに、呼吸筋がおかされると、呼吸困難をきたすことにもなります。

合併症には、胸腺に腫瘍が発生する胸腺腫が多くみられます。

※ 随意筋とは、脳脊髄神経の支配を受け、意思によって動かすことが可能な筋
  肉。骨格筋、肛門括約筋、舌・咽頭・喉頭の筋など。
※ 筋肉の収縮は、神経末端から放出される刺激伝達物質の一つ、アセチルコリ
  ンにより起こります。筋肉には、そのアセチルコリンを受け止める受容体があ
  ります。
※ 胸腺は、リンパ組織の一つで、胸骨上部の後ろ側にあり、リンパ球の分化増殖
  に関与しています。ここで生成されたリンパ球はT細胞とよばれるもので、免疫
  機能の中枢的役割を担っています。

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