肥満症

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 病気にかかると、診断と治療は医師の手に委ねますが、自分の身体の今の情報を医師に伝えるのは自分自身です。症状があっても
それを言葉に出して言えないとなにもなりません。また、今の症状からどんな病気が考えられるか、初診に適した科は何か、ある程度
わかると、対応も早くなります。「早期発見!、早期治療!」重い病気であればなおさらです。この「病気と症状いろいろナビ」では、病気
にはどんなものがあるのか、また、その症状はどのようなものなのかをご案内しています。このサイトをしっかりご活用頂き、少しでも
皆さまの皆さまご自身の健康管理にお役立て頂ければ幸いです。

肥満症 (ひまんしょう)

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肥満症

初診に適した科 【内科】
【症 状】
過食、運動不足、肥満

【肥満症とは】
肥満は、全身的に脂肪組織が正常以上に増加している状態で、単純性肥満と症候性肥満とがあります。

単純性肥満は、過食と運動不足により、摂取したエネルギーと消費したエネルギーのバランスがくずれ、余分なエネルギーが体内に脂肪として過剰に蓄積した状態です。

症候性肥満は、ほかの病気が原因で肥満が生じた状態で、次のようなものがあります。
@ 遺伝病に合併する肥満。
A クッシング症候群、甲状腺機能低下症、性腺機能低下症などの内分泌疾患に
  合併する肥満。
B 視床下部(食欲をコントロールする中枢)の障害による中枢神経性肥満。
C 副腎皮質ステロイドなどの薬による薬剤性肥満。
など。

※ 肥満症の診断には、まず、単純性肥満か、症候性肥満かを見分ける必要があ
  ります。太りはじめた時期、過去の最大体重、食事の習慣、日ごろの運動量、
  また、女性では、初潮の時期や月経状態、妊娠・分娩の有無、男性では、性欲
  の低下、インポテンスなどがあるかどうかをチェックします。
※ 肥満で圧倒的に多いのは、過食と運動不足による単純性肥満です。
※ 身体に貯蔵される脂肪の量は、脂肪細胞とその脂肪細胞が個々に含む脂肪
  の量により決まっています。
※ 脂肪細胞の数は、思春期ぐらいまでに決まってしまい、それ以降はもう増加し
  ないといわれています。
※ 子どもの肥満は、脂肪細胞の数が増える細胞増殖型の肥満、成人以降で中
  年期にかけての肥満は、脂肪細胞の数が増えるのではなく、細胞そのものが
  大きくなっていく細胞増大型の肥満と考えられています。
※ 細胞増殖型の肥満では、一度増加した細胞の数を減らすことは困難ですが、
  細胞増大型の肥満では食事や運動によって細胞を小さくすることができます。
※ 細胞の数が増加した上に、個々の細胞が大きくなった肥満は、重症になりやす
  いので注意が必要です。
※ 肥満にともなう疾患。
  @ 内分泌、代謝疾患 −−− 
    糖尿病、高脂血症、高尿酸血症(通風)。
  A 循環器疾患 −−− 
    高血圧症、脳血管障害、狭心症、心筋梗塞。
  B 消化器疾患 −−− 
    脂肪肝、胆石症、膵炎。
  C 呼吸器疾患 −−− 
    ピックウィック症候群、睡眠時無呼吸症候群。
  D 整形外科的な疾患 −−− 
    腰痛症、骨粗鬆症、変形性膝関節症。
  E 婦人科的な疾患 −−− 
    無月経、不妊、妊娠中毒症、子宮体癌。
  F 皮膚科的な疾患 −−− 
    黒色表皮腫、皮膚線条、多汗症、脂漏性皮膚炎、カンジダ症。
  G その他の疾患 −−− 
    慢性腎炎、ネフローゼ症候群、扁桃肥大、静脈血栓症、痔核、手術・麻酔
    時の合併症。

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