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汗の主な目的は、体温を下げることにあるため、皮膚内の汗管はらせん状になっています。
これで、熱の放散を効率よくできます。
また、汗をかけば、血圧も下がりますし、コレステロールのバランスもよくなってきますから、適度な運動などして汗をかくようにすれば、からだにとってとても良いということになります。 |
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汗腺というのは、からだの中に、300万〜400万個あって、一個が約30マイクログラムといわれ、全体で100〜150gになります。
そこでは、一日に最大で10gの汗をつくることができるといわれています。
つまり、腎臓の一個分の働きに相当します。
ですので、汗腺を上手に働かせば、皮膚ばかりでなく、全身の健康維持に役立つことになります。 |
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汗腺は、自律神経に支配されています。
つまり、精神的な影響を受けやすいということです。 |
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大量に汗をかいたから汗疹ができるというものではなく、運動などで楽しい汗は汗疹にならないのですが、冷や汗ばかりかいていたり、ストレスが多いと汗疹になるそうです。
ちなみに、汗疹というのは、汗の分泌がうまくいかなくて、汗腺の出口への管の途中が詰まってうまく流れないために起こるものです。
汗をかいたら、シャワーを浴びたり、お風呂に入って清潔にすることを心がけることが大切です。 |
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汗腺の機能は、ふつう生まれてから三歳までの間の環境で決まりますから、子どものうちにクーラーのきいたところばかりで育てると、汗をかけなくなってしまいます。 |