肺水腫とは?

肺水腫について、その概要・原因・症状などを記載しています。

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 この「呼吸器の病気ナビ」では、呼吸器の病気についての概要・原因・症状などを、できるだけわかりやすく
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初診に適した科はどこかなど、少しでも早く情報をつかんでいただき、みなさまご自身の健康管理・健康維持に、
この「呼吸器の病気ナビ」をお役立て頂ければ幸いと存じます。 なお、呼吸器の病気としては、かぜ邪症候群、
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肺水腫(はいすいしゅ)とは?・・・
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肺水腫とは?
【肺水腫】
肺水腫とは、肺の実質(肺胞、気管支)に水分(漿液)が染みだして溜まった状態。
最終的には、溜まった水分により呼吸が障害され、呼吸不全または心不全に陥ります。
この肺水腫が起こるの原因は、さまざまな基礎疾患にありますが、特に多いのが、心臓疾患からの発病です。
病状は、慢性的に少しずつ進行するものから、突発的に起こって数時間で消失するもの、あるいは急激に発病して死に至るという激しいタイプのものまであります。
漿液とは、からだの内外に分泌される比較的粘性の低い液体で、漿液よりも、粘性の高い液体を粘液といいます。
肺にはガス交換(酸素と炭酸ガスのやりとり)のための毛細血管が無数に走っていますが、その毛細血管壁からは、正常でも、少量の血漿(漿液)が血管外に染み出しています。
そして、この液はリンパ管などによって吸収されますが、何らかの原因でバランスが崩れて染み出す量が上回ると、細胞のまわりは水浸しになり、やがて、肺の実質(肺胞、気管支)に水が溜まってきます。
この状態が肺水腫です。
血漿が、血管外に染み出すことによって、周囲の細胞に酸素や栄養分を補給します。
そして、一部は毛細血管を経由して血管に戻りますが、多くは、毛細リンパ管に入り、リンパ漿となります。

【原 因】
肺水腫が起こる原因には、主に心臓疾患などの内因性と、外傷などの外因性があります。
内因性
左心不全や僧帽弁狭窄症などが原因で、毛細血管の内圧が上昇して、水分が外に押し出される場合(血管内圧の上昇)。
肝硬変やネフローゼ症候群などが原因で、血液中のタンパク質が減少して、血管内に水分をとめておけなくなり、血管外に流出する場合(血漿膠質浸透圧の低下)。
重症肺炎などが原因で、血管壁が水分を通しやすくなって、血管外へ漏出する場合(血管透過性の亢進)。
外因性
重症外傷による心不全、肺の毛細血管の損傷、薬物/覚せい剤の加熱吸引、窒息剤、びらん剤などの化学兵器、感電など。

【症 状】
肺水腫の症状の出方は、4段階からなります。
@ 前ぶれとして、脈拍の増加、血圧上昇、胸部圧迫感、不安感などがあらわれます。
A 肺の間質の水分が増えるとともに、呼吸困難があらわれます。
努力呼吸や起座呼吸をとるようになり、咳やチアノーゼもともなうことがあります。
B 水分が間質だけでなく、肺胞内にもたまってくると、呼吸困難はいっそうひどくなります。
大量のピンク色をした泡沫状の痰や喀血もみられます。
皮膚は蒼白で冷たく湿りけをおび、脈拍にも乱れがあらわれます。
C 末期になると、意識はもうろうとしてきます。
そして、呼吸不全、心不全で死にいたります。
努力呼吸とは、意識的に行う呼吸。
起座呼吸とは、上半身をおこして行う呼吸。
チアノーゼとは、口唇や指・爪など皮膚や粘膜が紫色になる状態。
喀血とは、気管や呼吸器系統から出血して、口から吐き出される血。

【初診に適した科】
 内科/呼吸器科/循環器科




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