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呼吸器の病気ナビ TOP > 睡眠時無呼吸症候群の治療 |
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この「呼吸器の病気ナビ」では、呼吸器の病気についての概要・原因・症状などを、できるだけわかりやすく
記載しています。 呼吸器の病気にはどんなものがあるのか、また、その原因や症状はどのようなものなのか、
初診に適した科はどこかなど、少しでも早く情報をつかんでいただき、みなさまご自身の健康管理・健康維持に、
この「呼吸器の病気ナビ」をお役立て頂ければ幸いと存じます。 なお、呼吸器の病気としては、かぜ邪症候群、
気管支炎、肺炎、肺化膿症、過敏性肺炎、気管支拡張症などを中心に掲載しております。 |
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睡眠時無呼吸症候群(すいみんじむこきゅうしょうこうぐん)の
治療について・・・
「呼吸器の病気ナビ」
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睡眠時無呼吸症候群の治療について・・・ |
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【睡眠時無呼吸症候群の治療】
睡眠時無呼吸症候群の原因となる病気が明らかであれば、まず、その治療を行う必要があります。
ただ、2つ以上の原因が複合する場合も多いため、治療が長期にわたるケースがよくみられます。
原因になる病気(基礎疾患)の治療と並行して、気道閉塞に対して行う対処療法も行います。
治療には、鼻マスクによる持続陽圧呼吸療法(CPAP:シーパップ)が中心となりますが、手術療法(手術による治療)や口腔内装置(歯科装具など)による治療も行われます。
また、薬物療法の場合もあります。
持続陽圧呼吸療法は、鼻マスクを利用して空気を送り込み、(気道を拡げるため)圧力(陽圧)をかけて、(息を吸うとき)気道を閉じないようにするというもので、これは、睡眠時無呼吸症候群の原因に対する根本的な治療ではありませんが、現在、最も有効な対症療法として行われています。
薬物療法は、中枢型、また、比較的軽度の閉塞型症例に適用されます。
中等度以上の閉塞型症例に対しては補助的に使われます。
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※ |
睡眠時無呼吸症候群の患者の多くは、肥満をともなっています。
減量による標準体重の維持はかかせません。
特に、内臓脂肪型の脂肪蓄積の程度は、睡眠時における低酸素血症の重症度とも相関するので、食事療法や運動療法は必須です。
ただ、減量だけで重症の睡眠時無呼吸症候群を改善することは困難です。 |
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喫煙者に重症例が多い傾向がみられますので、循環器系の合併症を防ぐためにも禁煙対策は必要です。 |
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就寝前の飲酒、睡眠剤の服用、過労などは、「いびき」や無呼吸を増強させます。
就寝前の飲酒は、特に控えるべきです。 |
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睡眠時の姿勢によっては、気道が塞がれて空気の流れが悪くなり、無呼吸を起こしやすくなります。
このようなときは、横向きに寝るようにします。 |
【予防対策】
睡眠時無呼吸症候群の予防対策として、次のようなことを心がけましょう。
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風邪をひくと、鼻づまりや咽頭部の炎症、扁桃肥大など、睡眠時無呼吸の原因や悪化させる要因となりますので、風邪をひかないように日ごろから心がけましょう。 |
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もし風邪をひいても、あわてて薬は飲まないことです。
鎮痛薬には、呼吸をおさえる作用があるので、無呼吸を誘発したり、悪化させる危険があります。 |
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呼吸をおさえる作用がアルコールにもあるため、飲酒は控えましょう。
喫煙も厳禁です。 |
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肥満になると、空気の通り道である気道に脂肪がたまり、スムーズに流れなくなることもあるため、食事のバランスと適度な運動を心がけ、標準体重を維持しましょう。 |
【初診に適した科】
内科/呼吸器科/循環器科/耳鼻咽喉科/神経科 |
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