細菌性肺炎とは?

細菌性肺炎について、その概要・原因・症状などを記載しています。

呼吸器の病気ナビ
 呼吸器の病気ナビ TOP > 細菌性肺炎

 この「呼吸器の病気ナビ」では、呼吸器の病気についての概要・原因・症状などを、できるだけわかりやすく記載しています。 呼吸器の病気にはどんなものがあるのか、また、その原因や症状はどのようなものなのか、初診に適した科はどこかなど、少しでも早く情報をつかんでいただき、みなさまご自身の健康管理・健康維持に、この「呼吸器の病気ナビ」をお役立て頂ければ幸いと存じます。 なお、呼吸器の病気としては、かぜ邪症候群、気管支炎、肺炎、肺化膿症、過敏性肺炎、気管支拡張症などを中心に掲載しております。


細菌性肺炎(さいきんせいはいえん)とは?・・・
「呼吸器の病気ナビ」


*****
スポンサードリンク


細菌性肺炎とは?

【細菌性肺炎】
細菌性肺炎とは、各種の細菌を原因とした肺の急性炎症で、肺炎の多くは、この細菌性肺炎です。
この細菌性肺炎は、市中型か院内型かによって、次のように起炎菌(原因となる菌)が異なります。
市中型では、健康な人のからだに侵入するわけですから、強力なグラム陽性桿菌が主体となります。
肺炎球菌、インフルエンザ菌、黄色ブドウ球菌など。
院内型では、毒性の弱いグラム陰性桿菌が主体となります。
緑膿菌、クレブシエラ、大腸菌など。

【原 因】
細菌性肺炎が起こる原因は、次のようなことが考えられます。
院内型の場合は、慢性疾患をもつ高齢者に多くみられますが、これは、抗生物質に対して抵抗力のあるグラム陰性桿菌が増えてきたことが原因の一つとして考えられます。
ウイルス感染が原因の風邪に続いて引き起こされる場合、その多くが、肺炎球菌などの細菌がウイルスに代わって感染したもので、これは、ウイルスによって気道の粘膜が破壊さることにより、細菌が侵入しやすくなったことが原因として考えられます。
また、風邪によるからだの免疫機能の低下も、細菌感染の誘因と考えられます。

【症 状】
細菌性肺炎では、次のような症状が起こります。
市中型では、悪寒、発熱、咳、痰胸痛などがみられます。
風邪に続いて引き起こされる細菌性肺炎では、高熱とともに膿性の痰が出ます。

【初診に適した科】
 内科/呼吸器科/小児科



呼吸器の仕組みと働きについて・・・

呼吸器の仕組み 呼吸器の働き


呼吸器の病気 (索 引)

かぜ症候群 普通感冒 インフルエンザ
急性気管支炎 慢性気管支炎 肺 炎
ウイルス性肺炎 細菌性肺炎 マイコプラズマ肺炎
クラミジア肺炎 嚥下性肺炎 肺化膿症
間質性肺炎 薬剤性肺臓炎 過敏性肺炎
塵 肺 肺線維症 肺結核
非結核性抗酸菌症 肺真菌症 気管支拡張症
肺気腫 嚢胞性肺疾患 低換気症候群
過換気症候群 無気肺 呼吸不全
肺血栓塞栓症 肺高血圧症 肺水腫
気 胸 胸膜炎 縦隔炎
縦隔気腫 縦隔腫瘍 しゃっくり


呼吸器の病気のうち、気になるものピックアップ!

睡眠時無呼吸症候群とは? 睡眠時無呼吸症候群の
原 因
睡眠時無呼吸症候群の
症 状
睡眠時無呼吸症候群の
診断・検査
睡眠時無呼吸症候群の
治 療


***
スポンサードリンク




【ご注意】
 このサイトをご利用頂くにあたって、下記をよくお読みになり、ご了承いただいた上でお役立て下さい。
@ 当サイトに掲載されている情報は、できうる限り正確なものを提供できるよう細心の注意を払っておりますが、それを保証するものではありません。
A 万一、当サイトに記載された情報の誤報、誤植、欠落などに起因して発生したいかなるトラブルも、当方はその責任を一切負いません。
B 心身に不調をおぼえる方は、すみやかに医療機関での診療をお受けになることをお勧めします。
C 当サイトの情報を利用した結果生じる損害、不都合、不利益については、当方はその責任を一切負いません。
[PR]
ジーンズ色いろ 食品の豆知識 栄養管理&食品 病気とからだナビ
暮し生活のアイディア 病気と症状いろいろナビ 病気と症状ひと口メモ 妊娠@ガイドブック
運動器の病気ナビ 皮膚と皮膚付属器の病気ナビ
当サイト、当サイト名、および当サイトの内容・画像等を、あたかも自分のサイトであるかのように利用・使用するのはおやめ下さい。もちろん、内容・画像等の複製(コピーなど)もご遠慮願います。当サイトのご利用には、人間としてのモラルをもってお願い致します。このサイト「呼吸器の病気ナビ」の全ページの著作権は、すべてこのサイトの管理者にあります。
Copyright (C) 呼吸器の病気ナビ All Rights Reserved