女性の病気 更年期障害

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女性の病気〜「更年期障害 (こうねんきしょうがい)」〜
「病気と症状ひと口メモ」


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女性の病気〜「更年期障害」

【更年期障害とは】
更年期障害とは、女性の性成熟期から老年期に移行する過渡期に起こる不定愁訴症候群のことをいいます。つまり、身体の内外の環境の変化や刺激に適応するよう脳は働いていますが、更年期に、身体がその変化や刺激に十分に適合せず、調節活動ができなくなって、自律神経失調や情動障害が起こり、不定愁訴の形であらわれるというわけです。
頭重、熱感(ほてり)、発汗、不眠、疲労感など漠然とした不快感をともなう自覚症状があっても、それと身体の異常との関連がはっきりしない状態を不定愁訴といい、このような不定愁訴を中心とした一連の疾患を不定愁訴症候群といいます。
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【症 状】
熱感、冷え性、のぼせ、心悸亢進、頻脈、頭痛、頭重感、めまい、不眠、耳鳴り、圧迫感、恐怖感、しびれ感、知覚鈍麻、頻尿、排尿痛、腰痛、肩こり、関節痛、腓骨筋痛、脊柱痛、発汗亢進、口内の乾燥感、悪心、食欲不振、便秘、疲労感、腹痛
【初診に適した科】
婦人科





がいいんえん
外陰炎
きゅうせいうったいせいにゅうせんえん
急性うっ帯性乳腺炎
きゅうせいかのうせいにゅうせいえん
急性化膿性乳腺炎
げっけいこんなんしょう
月経困難症
げっけいいじょう(しゅうき)
月経異常(周期)
げっけいいじょう(にっすう・りょう)
月経異常(日数・量)
げっけいいじょう(ねんれい)
月経異常(年齢)
げっけいぜんきんちょうしょう
月経前緊張症
こつばんふくまくえん
骨盤腹膜炎
こうねんきしょうがい
更年期障害
しきゅうきんしゅ
子宮筋腫
しきゅうけいかんえん
子宮頸管炎
しきゅうちつぶびらん
子宮膣部びらん
しきゅうないまくしょう
子宮内膜症
しきゅうひだいぞうしょくしょう
子宮肥大増殖症
たいげ
帯 下
たのうほうせいらんそうしょうこうぐん
多嚢胞性卵巣症候群
ちつえん
膣 炎
にゅうせんせんいせんしゅ
乳腺線維腺腫
ふせいせいきしゅっけつ
不正性器出血
まんせいにゅうせんえん
慢性乳腺炎
まんせいにゅうせんしょう
慢性乳腺症
らんかんえん
卵管炎
らんそうえん
卵巣炎
にゅうがん
乳 癌





【外陰炎とは】
健康な人では、卵胞ホルモンの影響で、細菌などに対する外陰部の抵抗力が強く、汚れや摩擦をうけても炎症が起こりにくくなっています。しかし、思春期、妊婦、老人、糖尿病などがある人、太った人などは、抵抗力が弱っていたり、摩擦をうけたりして、外陰部が炎症を起こしやすくなっています。外陰炎とは、この外陰部の炎症のことをいいます。
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【症 状】
外陰部が赤く腫れる・湿り気をおびる、外陰部のかゆみ・痛み・ほてり、炎症が肛門・太ももの内側までひろがる、外陰の皮膚が厚くなる・茶褐色になる
【初診に適した科】
婦人科

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【急性うっ帯性乳腺炎とは】
分娩後は、乳汁(母乳)が盛んにつくられますが、乳管の開口が不十分だったり、乳汁の粘度が高かったり、赤ちゃんの吸う力が弱かったりすると、乳汁が乳腺内に溜まった状態になります。これが急性うっ帯性乳腺炎です。これは、産褥期に起こる急性乳腺炎の一つです。
産褥期(さんじょくき)とは、分娩後、母体が妊娠前の状態に回復するまでの期間。通常、6〜8週間。
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【症 状】
乳房が赤く腫れる・熱をもつ・痛む、乳汁の出が悪くなる
【初診に適した科】
外科/婦人科

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【急性化膿性乳腺炎とは】
急性化膿性乳腺炎とは、乳房内に細菌が感染して起こる膿性の炎症で、細菌の多くは、黄色ブドウ球菌、連鎖球菌などです。主に産褥期に起こります。この乳腺炎は、炎症が起こる部位により、乳管炎、実質性乳腺炎、間質性乳腺炎に分けられます。
炎症が乳房のどの部位に起こっても乳腺炎になります。
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【症 状】
発熱、寒気、ほてり、乳房の腫れ・痛み、膿瘍の発生、リンパ節の腫れ・痛み、乳汁に膿が混じる
【初診に適した科】
外科/婦人科

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【月経困難症とは】
月経が始まると、ふつうは随伴症状があらわれますが、この症状が病的に強くあらわれ、日常生活が困難になる場合を月経困難症といいます。これには機能的月経困難症と器質的月経困難症とがあります。
機能的月経困難症はプロスタグランジンが、子宮筋をより強く刺激することで起こると考えられています。また、骨盤内の出血、月経血の排泄困難、子宮発育不全などで起こることもあります。
器質的月経困難症は、子宮内膜症、性器の炎症、子宮筋腫などが原因となります。
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【症 状】
イライラ感、倦怠感、頭痛、吐き気、腹部の圧迫感や痛み、腰痛
【初診に適した科】
婦人科

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【月経周期にかかわる月経異常とは】
月経異常には、月経周期にかかわるものがあります。
@ 希発月経
月経周期は、一般的に25〜38日と考えられていますが、39日以上になることがあります。これは脳の下垂体の異常、甲状腺機能の異常、精神的ストレス、糖尿病などが原因で起こります。
A 頻発月経
月経周期が24日以下と短くなることがあります。これは、卵巣の働きが悪い、卵胞が成熟して排卵に至るまでの期間が短い(卵胞期短縮症)、あるいは、黄体の働きが不十分で子宮内膜の準備ができない(黄体機能不全症)などによって起こります。また、思春期や更年期、甲状腺の働きの低下、子宮内膜ポリープ、性器の炎症や腫瘍などがあると起こることもあります。
B 無月経
妊娠中や出産後や閉経後以外で、月経があるべき時期に月経が起こらないことがあります。これは精神的なストレスやショック、環境の変化、貧血、肥満、痩せ過ぎ、糖尿病、腎臓病などが原因となって起こります。
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【症 状】
月経周期が一般的な日数より短くなる・長くなる、月経が起こらない
【初診に適した科】
婦人科

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【月経前緊張症とは】
月経が始まる3〜10日前ごろから月経が始まるまでの間、不快な症状があらわれて苦しむことがあります。このような状態を月経前緊張症といいます。これは、黄体期のホルモンの分泌、精神的なもの、体質、周囲の環境などがかかわって起こると考えられていますがはっきりとした原因は解明されていません。
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【症 状】
イライラ感、興奮、憂うつ、怒りっぽくなる、腹部の不快感・痛み、腰痛、乳房の痛み・張り、頭痛、肩こり、便秘、むくみ、肌荒れ、吹き出物
【初診に適した科】
婦人科

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【月経の日数・月経量にかかわる月経異常とは】
月経異常には、月経の日数・月経量にかかわるものがあります。
@ 過多月経
一般的に月経の持続日数は、3〜7日が正常な範囲とされています。また、その期間の出血量は、約20〜110mlといわれています。ところが、持続日数が8日を超える、あるいは、月経量がかなり多いことがあります。これは無排卵や黄体の働きが不十分で子宮内膜に異常があらわれた場合、子宮筋腫や子宮内膜ポリープ、子宮内膜炎、子宮内膜症などが起こった場合、あるいは、血液の病気や肝臓病、腎臓病などの全身の病気がある場合などで起こります。
A 過小月経
持続日数が2日以下、あるいは、月経量がかなり少ないことがあります。これは無排卵や黄体の働きが不十分の場合、子宮発育不全や子宮内膜の異常がある場合に起こります。
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【症 状】
月経の日数・月経量が一般的に少なくなる・多くなる
【初診に適した科】
婦人科

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【骨盤腹膜炎とは】
骨盤腹膜炎とは、骨盤腹膜に起こる炎症ですが、多くは子宮内膜炎、卵管炎、卵巣炎などからの炎症がひろがって起こります。稀ですが、虫垂炎や結核性の腹膜炎から炎症がひろがって起こることもあります。原因の多くは、大腸菌やブドウ球菌、連鎖球菌などの細菌により感染して起こります。
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【症 状】
発熱、寒気、ふるえ、嘔吐、腹痛、腰痛、便秘、下痢、排便困難
【初診に適した科】
婦人科

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【子宮筋腫とは】
子宮筋腫とは、子宮の筋肉にできる良性の腫瘍で、発生頻度は極めて高いものの、治療を必要とするぐらい症状がひどくなるケースはごく稀です。これには、発生する場所から、粘膜下筋腫、漿膜下筋腫、筋層内筋腫などがあります。また、発生する数は、一個の場合もあれば数個から数十個同時にできることもあります。30〜40歳代に多く発生します。
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【症 状】
過多月経、不正性器出血、貧血、動悸、便秘、頻尿、流産、早産、不妊症
【初診に適した科】
婦人科

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【子宮頸管炎とは】
子宮頸管炎とは、病原体が子宮頸管に感染し炎症を起こしたものをいい、子宮頸管より奥の子宮体部の内膜が感染すると子宮内膜炎に、内膜の深部の筋層まで感染すると子宮筋層炎になります。感染を引き起こす病原体には、大腸菌、ブドウ球菌、連鎖球菌、淋菌、クラミジアなどが挙げられます。流産や早産、分娩、人工妊娠中絶、子宮内に異物などがあると、病原体が侵入しやすくなるため、感染が起こりやすくなります。
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【症 状】
頸管が赤く腫れる、膿を含んだ黄色の帯下が多量に排泄される、膿状・血性の帯下が増える、子宮の腫れ・痛み、下腹痛、発熱
【初診に適した科】
婦人科

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【子宮膣部びらんとは】
円柱上皮と重層扁平上皮との境界は、通常、外子宮口にありますが、性成熟期になって卵胞ホルモンの分泌が盛んになると、その影響で境界が膣側に移動することがあります。そして、円柱上皮の下の組織が透けて赤くみえてきます。これが子宮膣部びらんです。これは、成熟期の大部分の女性にみられる生理的な現象で、病的なものというわけではありませんが、びらんがあると、細菌感染しやすくなったり、また、刺激によって炎症が起こりやすくなるため注意が必要です。
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【症 状】
帯下が黄色で粘り気のあるものになる・多量に排泄される、出血しやすくなる、腰痛、排尿障害、性交時の痛み
【初診に適した科】
婦人科

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【子宮内膜症とは】
子宮内膜は、卵巣から分泌されるホルモンの働きにより、子宮体部の内面で、周期的に月経を起こします。ところが、この子宮内膜及び子宮内膜様の組織が、子宮体部の内面以外の場所にも発生し、増殖することがあります。そして、周期的に月経に似た出血を起こします。これが子宮内膜症です。これには、子宮壁の筋層内や子宮頸部にできるもの、卵巣やダグラス窩(直腸子宮窩)、子宮に接する腹膜、仙骨子宮靱帯、膣、外陰、膀胱、へそなどにできるものがあります。原因は不明とされていますが、卵胞ホルモンの分泌の盛んな成熟期の女性や、妊娠経験のない女性に起こりやすいといわれています。
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【症 状】
月経痛、過多月経、腰痛、腹部の痛み、性交痛、不正出血、不妊
【初診に適した科】
婦人科

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【子宮肥大増殖症とは】
子宮全体が肥大する子宮肥大増殖症は、次のような場合に起こります。
@ 何回も妊娠を繰り返している場合(子宮壁の肥大)。
A 卵巣の働きの異常により、卵胞ホルモンの分泌が過剰になった場合。
B 骨盤うっ血症の影響で、子宮が慢性的にうっ血するようになった場合。
C 子宮筋層炎が慢性化した場合。
帯下(たいげ)=おりもの。
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【症 状】
水様性の帯下が増える、過多月経、過長月経、腹痛、腰の重圧感、便秘
【初診に適した科】
婦人科

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【帯下とは】
帯下とは、女性の性器(卵管、子宮体部、子宮頸管、膣など)から出る分泌物(血液以外)で、ふつう不快感を起こす程度に、分泌物が増量して膣外へ排泄されたものをいいます。この帯下には、生理的なものと病的なものとがあります。病的なものでは、白色や黄色、茶褐色、あるいは膿状の帯下になるものがあります。
女性の性器の内面の粘膜は、常に帯下で潤されています。
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【症 状】
外陰に流れ出る帯下の量が増える、帯下が黄色・茶褐色・膿状になる
【初診に適した科】
婦人科

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【多嚢胞性卵巣症候群とは】
多嚢胞性卵巣症候群とは、卵巣の中で多数の卵胞が腫れて大きくなり、卵巣全体が腫大化する病気で、原因は今のところはっきりとはわかっていませんが、脳の視床下部、下垂体のホルモン分泌調節機構に異常があるのではないかと考えられています。これは下垂体から分泌される黄体形成ホルモン、卵胞刺激ホルモンの分泌周期やバランスの乱れがみられるからです。
多嚢胞性卵巣症候群は、英語名「polycystic ovary symdrome」を略してPCO、あるいはPCOSとよばれることがあります。
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【症 状】
不妊、無月経、稀発月経、男性化体型、肥満
【初診に適した科】
産婦人科

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【膣炎とは】
膣には自浄作用がありますが、月経時や妊娠時、更年期、あるいは糖尿病などがあると、自浄作用が低下し、病原菌による感染から炎症が起こります。また、子宮内膜炎や外陰炎が膣内にまでひろがると、膣にも炎症が起こります。さらに膣内への異物の侵入や化学薬品による膣の洗浄などによっても、膣に炎症が起こることがあります。このような、膣が炎症を起こした状態を膣炎といいます。
膣炎を起こす病原体には、特定の病原微生物(原虫(トリコモナスなど)、真菌(カンジダなど)、淋菌)、大腸菌、ブドウ球菌、連鎖球菌、ヘルペスウイルスなどがあります。
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【症 状】
悪臭・膿のある帯下、外陰部にかゆみや痛み、排尿痛、膣口付近に白い塊、膣口付近にかゆみや痛み、膣粘膜が赤くただれる、膣粘膜にかゆみ・痛み
【初診に適した科】
婦人科

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【乳腺線維腺腫とは】
乳腺線維腺腫とは、乳腺にできる良性の腫瘍で、特に、若い20〜30歳代の女性にみられます。この乳腺線維腺腫では、乳房の痛みやひきつれ、乳頭の陥没、リンパ節の腫れといった症状はあらわれません。ただ、発生したしこりが、乳癌の初期の外観とよく似ているため、適切な組織検査が必要です。
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【症 状】
乳房にしこりができる
【初診に適した科】
外科/婦人科

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【年齢にかかわる月経異常とは】
月経異常には、年齢にかかわるものがあります。
@ 早発月経
日本では、初潮発来の年齢は9〜16歳といわれています。ところが、これよりも早く(8歳未満)初潮が起こってしまうことがあります。遺伝、生活環境、栄養状態、性的刺激、性腺刺激ホルモンの早期分泌などが原因と考えられます。
A 晩発月経
一般的な初潮発来の年齢より遅く(17歳を過ぎて)初潮が起こることがあります。これは性中枢や性器の発育が遅れている、性中枢に障害があるあるいは、卵巣の働きが悪いなどによって起こります。
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【症 状】
初潮が一般的な年齢より早く・遅く始まる
【初診に適した科】
婦人科/小児科

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【不正性器出血とは】
月経以外にみられる、子宮や膣などの性器からの出血を不正性器出血といいます。これには、赤色やピンク色や褐色をした帯下も含まれます。性器出血の原因には、ホルモンの分泌障害(機能性出血)、外傷、排卵期における卵胞ホルモンの急激な減少、子宮内膜炎、子宮筋腫(良性腫瘍)、子宮癌、卵巣癌、流産、胞状奇胎、子宮外妊娠、卵巣機能の低下によるホルモンの分泌異常(機能性出血)、老人性膣炎などが挙げられます。
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【症 状】
性器から出血
【初診に適した科】
婦人科

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【慢性乳腺炎とは】
慢性乳腺炎とは、乳腺の慢性の炎症で、産褥期に起こるものと、閉経期(閉経前後)にはじめから慢性炎症として起こるものとがあります。産褥期に起こるものは、急性化膿性乳腺炎が治りきらずに慢性化したものです。
産褥期(さんじょくき)とは、分娩後、母体が妊娠前の状態に回復するまでの期間。通常、6〜8週間。
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【症 状】
乳房が赤く腫れる・熱をもつ・痛む、乳房の皮膚のひきつれ、わきの下のリンパ節の腫れ
【初診に適した科】
外科/婦人科

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【慢性乳腺症とは】
慢性乳腺症とは、乳房内の乳腺に、いろいろな形状や性状のしこりができる病気で、月経にともなって大きくなります。発生したしこりは、乳癌のものほど硬くありませんが、よく類似しているため専門医の診察が必要です。
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【症 状】
乳房にしこりができる、乳房の痛み、乳頭から出血
【初診に適した科】
外科/婦人科

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【卵管炎とは】
細菌などが卵管に感染して、卵管が炎症を起こすことがあります。これが卵管炎です。このような感染では、卵巣にも炎症がおよぶことが多く、卵管と卵巣におよぶとは子宮付属器炎となります。原因となる病原体の多くは、大腸菌やブドウ球菌、連鎖球菌ですが、ほかにクラミジア、淋菌、結核菌などが挙げられます。
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【症 状】
発熱、寒気、卵管の腫れ、腹痛、腰痛、吐き気、嘔吐、帯下が黄色で膿状になる、帯下の増量、出血、月経時以外に出血
【初診に適した科】
婦人科

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【卵巣炎とは】
卵巣炎とは、卵巣に起こった炎症で、この多くは卵管炎からおよんだものです。一般に、卵管と卵巣に炎症がおよんだものは、子宮付属器炎となります。原因となる病原体の多くは、大腸菌やブドウ球菌、連鎖球菌ですが、ほかにクラミジア、淋菌、結核菌などが挙げられます。
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【症 状】
発熱、便秘、頻尿、卵巣の腫れ、腹痛、腰痛、帯下の増量、月経量の過多、月経時以外の出血
【初診に適した科】
婦人科

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【乳癌とは】
乳癌とは、乳腺に発生する女性に特有の癌で、特に、欧米人に多くみられます。これは、脂肪の摂取量が影響すると考えられているためです。日本でも、近年、脂肪の摂取量が、特に若い人を中心にして増えているため、将来増加することが予想されています。
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【症 状】
乳房にしこりができる、乳頭から分泌物が出る・ただれる、乳房のゆがみ
【初診に適した科】
婦人科

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