皮膚の付属器

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 病気にかかってはじめて、「あー、あの時に気をつけていればよかった!」なんてことを、事あるごとに思ったりしますが、そんなことに
ならないようにするためには、からだの仕組みや働きなどの知識を豊かにして、病気の成り立ちをよく理解することがまず肝要なことでは
ないでしょうか。この「病気とからだナビ」では、からだのことを少しでも知っておくと同時に、病気にはどんなものがあるのか、その症状は
どのようなものなのかを知識として利用できるように整理しています。病気にならないようにすることが一番、そして仮に病気にかかったとしても、すばやい対応ができるように、日ごろから病気とからだについて、頭の中で整理しておくことが重要だろうと思います。

皮膚の付属器(ひふのふぞくき)

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皮膚の付属器とは
 皮膚には、毛胞、脂腺、アポクリン腺、エクリン腺、爪などの付属器が備わっています。
・毛胞 ---
 表皮が内側に(身体の中に向かって)入り込んだもので、筒状の形をし、底の
 部分は球状に膨らんでいます。この球状の部分には、毛母細胞と呼ばれる毛の
 もとになる細胞が集まり、この細胞が角化して毛となって伸びていくわけです。
 また、この毛母細胞が集まっているところにはメラニン産生細胞も分布し、毛に
 色をつける働きをしています。毛(体毛)には、ある一定の期間成長すると、抜け
 落ち、ある期間休み、再び成長を始めるというサイクル(毛周期)があります。
 一般に、頭髪では成長期間が3〜10年、休止期間が3〜4ヶ月です。
 手足や胴体、眉毛では成長期間が6ヶ月以内、休止期間もほぼ同じです。
・脂腺 ---
 毛胞の上部に房のような形でついている組織で、ここから皮脂の分泌が行われ
 ます。皮膚や髪の毛に光沢と滑らかさを与えると同時に、皮膚の表面を酸性に
 して、細菌などから皮膚を守る役目を担っています。
・アポクリン腺 ---
 わきの下、乳房、外陰部、肛門の周囲などに分布しています。
 脂質や細胞の断片を含んだ分泌物は、粘り気と特有の臭気をもっているといわ
 れています。わきがは、このアポクリン汗腺が深くかかわっています。
・エクリン腺 ---
 全身の皮膚に分布していますが、特に手のひらや足の裏に多く存在し、水分を
 主成分とした汗を出す働きをしています。
 汗をかく目的は体温を下げることにあります。
・爪 ---
 爪はその後方で皮膚に入り込んでいますが、その部分に爪をつくる細胞が集ま
 っています。その細胞が角化すると爪になります。

※ 角化(角質化)とは、角質化する現象。
※ 毛母細胞とは、メラニン色素と呼ばれる色素顆粒をつくりだす細胞。

皮膚と皮膚付属器の仕組みと働き、病気について、もっと詳しくわかります!
「皮膚と皮膚付属器の病気ナビ」

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