神経

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 病気にかかってはじめて、「あー、あの時に気をつけていればよかった!」なんてことを、事あるごとに思ったりしますが、そんなことに
ならないようにするためには、からだの仕組みや働きなどの知識を豊かにして、病気の成り立ちをよく理解することがまず肝要なことでは
ないでしょうか。この「病気とからだナビ」では、からだのことを少しでも知っておくと同時に、病気にはどんなものがあるのか、その症状は
どのようなものなのかを知識として利用できるように整理しています。病気にならないようにすることが一番、そして仮に病気にかかったとしても、すばやい対応ができるように、日ごろから病気とからだについて、頭の中で整理しておくことが重要だろうと思います。

神経(しんけい)

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神経とは
 身体中にはりめぐらされている神経は、外部環境から情報を受け取ったり、
身体の中の組織や臓器からの情報をつかんだりして、その内容を理解・把握し、すばやく行動に移したり、身体が正常な機能を保つように調整したりします。

このような働きをする神経は、神経細胞からつくられていて、通常、細胞体、神経線維、樹状突起の三部分から構成されています。

このうち神経線維の先端は、ほかの神経細胞の樹状突起やその神経の支配下
にある筋肉などに接し、その接点部分には、シナプス間隙と呼ばれる狭い隙間があります。そしてその直前で電気的な情報から化学物質の形の情報に変えられ、ほかの神経細胞や筋肉などに情報が伝えられていきます。

神経のネットワークである神経系を大別すると、中枢神経と末梢神経とからなり、さらに末梢神経は、脳神経、脊髄神経、自律神経の三つに分けられます。

・中枢神経 --- 脳と脊髄。
 中枢神経系は大脳半球(皮質、白質、灰白質)、間脳、中脳、小脳、橋、延髄、
 脊髄から構成されています。
 このうち、大脳半球の皮質(大脳皮質)は、感覚神経(目、耳、鼻、舌、皮膚、
 筋肉)、あるいは知覚神経(内臓など)からの情報を理解・把握したり、言語や
 運動の指令を出したりします。
 間脳は、本能的な行動や感情を司っています。
 また、自律神経の働きにも深くかかわっています。
 中脳、橋、延髄は、姿勢を保つ働きがあります。
 また、呼吸中枢と、心臓や血管の運動中枢があります。
 自律神経にも深くかかわっています。
 小脳は、平衡機能を保つ働きがあります。
 脊髄は、脳と末梢神経の中継・連絡と、反射運動を司ります。
・末梢神経 ---
 脳と脊髄に出入りしている神経。
 この末梢神経は、身体の末梢からの刺激を中枢に伝える求心性神経(知覚
 神経)と、反対に中枢から末梢へ刺激を伝える遠心性神経とに分けられます。
 知覚神経の中には、視覚、聴覚、平衡覚、味覚、嗅覚などの感覚神経が含まれ
 ます。遠心性神経は、骨格筋を動かす体性神経(運動神経)と自律神経とに
 分けられます。
・脳神経 ---
 脳に出入りしている神経。
・脊髄神経 ---
 脊髄に出入りしている神経。
・自律神経 ---
 脳と脊髄から出る神経。
 交感神経と副交感神経とがあり、臓器の働きを調整します。

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