呼吸器

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 病気にかかってはじめて、「あー、あの時に気をつけていればよかった!」なんてことを、事あるごとに思ったりしますが、そんなことに
ならないようにするためには、からだの仕組みや働きなどの知識を豊かにして、病気の成り立ちをよく理解することがまず肝要なことでは
ないでしょうか。この「病気とからだナビ」では、からだのことを少しでも知っておくと同時に、病気にはどんなものがあるのか、その症状は
どのようなものなのかを知識として利用できるように整理しています。病気にならないようにすることが一番、そして仮に病気にかかったとしても、すばやい対応ができるように、日ごろから病気とからだについて、頭の中で整理しておくことが重要だろうと思います。

呼吸器(こきゅうき)

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呼吸器とは
 呼吸とは、人間が生きるために必要な酸素を空気中から体内に取り入れ、その酸素が体内で利用された結果生じた二酸化炭素を排泄するという一連の動作を指します。この呼吸にかかわっている臓器が呼吸器です。

この呼吸器は、空気の通り道である気道、空気を処理する肺(肺胞)、肺を収納
する(包む、守る)胸郭、それと付属器官から構成されています。

・気道 ---
 鼻腔(入り口)から咽頭・喉頭を経て、気管、気管支、細気管支、終末細気管支
 に至るまで。
・肺 ---
 肺の中は、枝分かれした何億本もの気管支、肺胞群、網の目のように走る血管
 で占められています。
・胸郭 ---
 筋肉(円錐形状)、骨格(肋骨、脊柱、胸骨)、横隔膜(腹部との境界)から構成
 されています。
・付属器官 ---
 胸膜(肺を直接包む肺胸膜と胸郭の内側をおおう壁側胸膜(肋膜))、縦隔(左右
 の肺の間の部分)、肺門リンパ節(肺門部から気管・気管支に沿って集中)、
 それと血管から構成されています。

【呼吸器の働き】
・気管・気管支 ---
 空気の通り道。空気の加温や加湿、異物(細菌やほこりなどの微粒子)の除去。
・肺胞 ---
 肺胞内とまわりを取り巻く肺胞毛細血管との間で、酸素と二酸化炭素との出し
 入れを行っています。
・呼吸筋 ---
 横隔膜筋(と腹筋)や内・外肋間筋などによって、肺の運動(拡大と縮小の反復
 運動)は行われています。
・胸膜 ---
 肺の実質を保護する役割を担っています。
 また二枚の胸膜の間(胸膜腔)の漿液は肺と胸壁の摩擦を防ぐ潤滑油のような
 働きをしています。

※ 縦隔には、心臓、大血管、気管、主気管支、食道、リンパ腺、神経などが
  ひしめき合っています。
※ 気管支の粘膜には線毛がびっしりと生えていて、細い気管支から太い気管、
  そして咽頭へ向かって、粘液とともに異物を送り出しています。
  その量が多くなると、痰(たん)となって咳やくしゃみなどの動作とともに排泄
  されます。
※ 肺胞は、両方の肺の中に3〜6億個あるといわれています。
※ 腹式呼吸は、主に横隔膜筋(収縮と弛緩)と腹筋(拡大と収縮)、胸式呼吸は、
  主に内・外肋間筋などによって行われます。

呼吸器の仕組みと働き、呼吸器の病気について、もっと詳しくわかります!
「呼吸器の病気ナビ」

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