胆嚢

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 病気にかかってはじめて、「あー、あの時に気をつけていればよかった!」なんてことを、事あるごとに思ったりしますが、そんなことにならないようにするためには、からだの仕組みや働きなどの知識を豊かにして、病気の成り立ちをよく理解することがまず肝要なことではないでしょうか。この「病気とからだナビ」では、からだのことを少しでも知っておくと同時に、病気にはどんなものがあるのか、その症状はどのようなものなのかを知識として利用できるように整理しています。病気にならないようにすることが一番、そして仮に病気にかかったとしても、すばやい対応ができるように、日ごろから病気とからだについて、頭の中で整理しておくことが重要だろうと思います。


胆嚢(たんのう)


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胆嚢とは

 肝細胞でつくられた胆汁は、肝臓から胆道を通り膵臓の中を抜けて十二指腸に注がれます。
この胆汁の通り道となる胆道は、肝内胆道(細胆管、肝管、総肝管)と、肝外胆道(胆嚢管、総胆管)とに分けられます。
そして胆道の途中には胆嚢管があって、その先には胆汁を一時的に溜める胆嚢があります。
通常、胆道の開口部は閉じているため、胆汁は胆嚢に溜まります。
食べ物が十二指腸に入ると、十二指腸からホルモン(コレシストキニン)が分泌されて、胆嚢に蓄えられていた胆汁がいっきに十二指腸に送り込まれる仕組みになっています。
ところで、胆嚢の蓄えておける容量は、肝臓でつくられる胆汁の容量よりも小さ過ぎますが、胆嚢には、胆汁を濃縮する機能があるため、胆汁成分の胆汁酸や胆汁色素、コレステロール、レシチンと水分を濃厚にして蓄えておけます。

胆汁に含まれる胆汁酸は、脂肪やビタミンなどを腸で吸収されやすいようにする処理や、肝臓で処理された不要物を排泄する役目を担っています。
胆嚢の容量は、50mlです。
肝臓は毎日500〜1000mlの胆汁をつくります。




  


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