| 女性の生殖器とは |
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女性の生殖器は、外生殖器(外陰部)と内生殖器に分けられます。
外生殖器は、恥丘(ちきゅう)、大陰唇(だいいんしん)、小陰唇(しょういんしん)、
陰核(クリトリス)、膣前庭部(ちつぜんていぶ)、外尿道口、膣口、大前庭部(バルトリン腺)/小前庭部、処女膜、会陰(えいん)から構成されています。
一方、内生殖器は、卵巣、卵管、子宮、膣から構成されています。
・恥丘(陰阜) ---
外陰部の前上方にある皮膚の膨らみのある部分で、思春期になると陰毛が生え
てきます。
・大陰唇 ---
外陰部を左右から取り囲んでいる皮膚の隆起した部分。脂肪組織が含まれ、
尿道や膣を保護しています。
思春期になると大陰唇の外側は陰毛が生えてきます。
・小陰唇 ---
大陰唇の内側にある左右一対の無毛のひだ。
陰毛や汗腺はほとんどありませんが、皮脂線や血管が分布しています。
・陰核 ---
小陰唇の前端にある円柱状の小さな突起。男性の陰茎に相当します。
皮下には神経線維の端が密集していて、敏感な部分になります。
・膣前庭部 ---
左右の小陰唇に包まれた部分。外入道口や膣口があります。
・外尿道口 ---
尿の出口。
・膣口 ---
膣の開口部。処女膜によって部分的に覆われています。
・大前庭部/小前庭部 ---
膣口付近にある粘液を分泌する腺。
・処女膜 ---
膣口の内側の周囲にあるひだ状の膜。
ふつう最初の性交で裂けますが、激しい運動やタンポンの使用でも裂けることが
あります。
・会陰 ---
小陰唇の下端から肛門の間の部分。
・卵巣 ---
子宮の両側(左右)にある小指ぐらいの大きさの一対の器官。
多数の卵細胞がつまっていて、順次、成熟して卵子となり、ふつう28日の周期で
排卵されます。
排卵後、卵細胞をつつんでいた卵胞(らんぽう)には黄体ができます。
この黄体は、プロゲステロン(黄体ホルモン)とエストロゲン(卵胞ホルモン)という
ホルモンをつくりますが、妊娠しない場合は、二週間ほどでその働きがなくなり
ます。
・卵管 ---
排卵により卵巣から遊離した卵子を子宮に送る長さが10cmほどの一対の管
です。子宮(子宮底)の両端から伸びていて、先端部は卵管采(らんかいさい)と
呼ばれ卵巣に接しています。
・子宮 ---
内部は空洞になっていて、妊娠すると、ここで胎児は成長します。
排卵があると、子宮内膜の粘膜は厚く軟らかい状態になりますが、受精卵が
着床しなけらば、これが剥がれ落ち排泄されます。これが月経です。
・膣 ---
子宮口から膣口の間の管です。胎児の産道として使われたり、月経血や分泌物
の排泄管として使われたりします。
健康な人の膣内では、常在菌であるデーデルライン桿菌(乳酸菌の一種)が
強い酸(乳酸)をつくり出すため、外から侵入してくる病原菌の繁殖が防がれて
います。(膣の自浄作用)。
※ 一つの子宮の大きさは、長さが約3cm、幅が約1.5cm、厚さが約1cmです。
※ 黄体(おうたい)とは、排卵を起こした卵胞の壁の細胞が変化して形成される
黄色の組織。
※ プロゲステロンは、主に黄体でつくられる子宮内膜の増殖を促進するホルモン
です。
※ エストロゲンは、黄体や卵胞でつくられるホルモンで、子宮や乳腺の発育、
子宮内膜の増殖、女性特有の性徴などにかかわります。
※ 約28日の周期で左右の卵巣から交互に排卵がありますが、排卵された卵子
は卵管采に取り込まれ、卵管内を子宮に向かって移動します。
移動中に卵管膨大部までのぼってきた精子と出会うと受精します。
そして受精した卵子は子宮腔へ運ばれ子宮内膜に着床(受胎)し発育します。
※ 子宮の大きさは、全長が約7cm、最大幅が約4.3cm、厚さが約2.5cmほど
です。
※ 膣の長さは約7〜8cmで、直径が約2〜3cmほどあります。 |
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