十二指腸

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 病気にかかってはじめて、「あー、あの時に気をつけていればよかった!」なんてことを、事あるごとに思ったりしますが、そんなことに
ならないようにするためには、からだの仕組みや働きなどの知識を豊かにして、病気の成り立ちをよく理解することがまず肝要なことでは
ないでしょうか。この「病気とからだナビ」では、からだのことを少しでも知っておくと同時に、病気にはどんなものがあるのか、その症状は
どのようなものなのかを知識として利用できるように整理しています。病気にならないようにすることが一番、そして仮に病気にかかったとしても、すばやい対応ができるように、日ごろから病気とからだについて、頭の中で整理しておくことが重要だろうと思います。

十二指腸(じゅうにしちょう)

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十二指腸とは
 胃から続く小腸は、全長が約6mありますが、その入り口から約25cm程度の
ところまでがC字形をした十二指腸です。

この十二指腸の部分を含めた小腸の内部には、無数の粘膜ひだがあり、ひだの表面には絨毛が密生し、その絨毛のすべてが一層だけの粘膜上皮でおおわれているため、栄養分などを吸収しやすい構造となっています。

この十二指腸の中間あたり(胃の出口から約10cm)の粘膜部分に、ファーター
乳頭と呼ばれる突起(ふくらみ)がありますが、この部分は、肝臓や膵臓から分泌される消化液の開口部になっていて、胆汁や膵液(消化酵素)はここから分泌されます。そして、タンパク質はアミノ酸、糖質は二糖類まで、脂質は脂肪酸などに分解されていきます。

※ 十二指腸の入り口あたりに丸く膨らんだ部分(十二指腸球部)がありますが、
  この部分は胃液の影響を最も受けやすいため、十二指腸潰瘍も発生しやすく
  なります。
※ 小腸には、食べ物を化学的に分解して栄養分などを消化・吸収する働きがあり
  ますが、その働きは、自律神経と腸の粘膜にある消化管ホルモンの関与に
  よって行われます。
※ 小腸で消化されると、栄養分と水分の90%が吸収されます。
※ ホルモンとは、体内の特定の組織または器官でつくられ、組織や器官の活動
  を調節する働きがある生理的物質の総称。

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