自律神経失調症とは |
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自律神経失調症とは、情緒や感情といった精神面とのからみから、はっきりとした病気がないのに、自律神経に関係した自覚症状があらわれる状態を指します。これは、生まれつき敏感で緊張しやすい精神状態を持つ人が、ストレスをうけたことをきっかけに、自律神経調節のバランスが崩れることからあらわれると考えられています。
【症 状】
・イライラや緊張、不安、また強迫観念があらわれたりします。
そして、手のひらや足の裏などに発汗が多くなり、また緊張時に指やまぶたが
小刻みにふるえたりします。
・立ちくらみ、倦怠感、脱力感、疲労感、体重の減少、頭痛、微熱、不眠症、寝汗、
動悸、息切れ、呼吸困難、胸部の圧迫感、食欲不振、悪心、嘔吐、便秘、下痢、
神経痛、筋肉痛、背中や腰の痛み、手足のしびれなど数多くの症状があらわれ
ます。
※ 自律神経とは、身体の意志とは無関係に、内臓や血管、腺などの機能を自動
的に調節する神経系のことで、交感神経と副交感神経とからなり、多くは一つ
の器官に対して互いに拮抗的に作用します。
※ 強迫観念とは、自分でも心配しすぎるとわかっていても、それでも気になると
いう症状を指します。 |
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