大動脈瘤

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 病気にかかってはじめて、「あー、あの時に気をつけていればよかった!」なんてことを、事あるごとに思ったりしますが、そんなことに
ならないようにするためには、からだの仕組みや働きなどの知識を豊かにして、病気の成り立ちをよく理解することがまず肝要なことでは
ないでしょうか。この「病気とからだナビ」では、からだのことを少しでも知っておくと同時に、病気にはどんなものがあるのか、その症状は
どのようなものなのかを知識として利用できるように整理しています。病気にならないようにすることが一番、そして仮に病気にかかったとしても、すばやい対応ができるように、日ごろから病気とからだについて、頭の中で整理しておくことが重要だろうと思います。

大動脈瘤(だいどうみゃくりゅう)

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大動脈瘤とは
 動脈瘤とは、動脈の壁の一部が動脈硬化などにより弱くなってコブのように異常に膨れてしまう病気のことで、心臓から全身に血液を送っている大動脈に、これが起こったものを大動脈瘤といいます。放っておくと破裂して危険な状態になります。

一般にこの大動脈瘤は、血管壁の三層構造すべてが一緒に膨れたものをいいますが、外膜と中膜が内膜と離れて膨れる場合もあり、これを仮性大動脈瘤(解離性大動脈瘤)といいます。

主な原因としては動脈硬化、外傷、炎症、特発性中膜壊死などが挙げられます。

【症 状】
大動脈瘤のできる場所によっていろいろな症状があらわれます。
・腹部大動脈瘤 ---
 へその付近を触るとコブのようなものに触れます。その部分を押すと痛みます。
 血液が漏れると発熱、吐き気、また腹がはった感じになります。
 破裂すると強い腰の痛みとともに、腹が膨れてきます。
・上行大動脈瘤(胸部) ---
 胸痛、頭部や顔面のうっ血、浮腫、胸壁破壊などが起こることがあります。
・弓部大動脈瘤(胸部) ---
 しゃっくり、胸痛、呼吸困難、嚥下困難などが起こります。
・下行大動脈瘤(胸部) ---
 胸痛が起こることがあります。

※ 血管壁の三層構造すべてが一緒に膨れたものを真性大動脈瘤といいます。

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